銀河の壺なおし〔新訳版〕

銀河の壺なおし〔新訳版〕

壺なおしを職業とするジョーのもとに、シリウス星系から奇妙な依頼が届いた。ディック的モチーフに溢れた幻の長篇、待望の新訳版

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銀河の壺なおし〔新訳版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年10月01日

    「銀河の壺なおし」…なんだかあまりおもしろそうなタイトルではないなぁと思いつつ手に取りましたが、これがどうした、意外と楽しめました。

    そもそも壺なおしってなんだよ、というところから入りますが、主人公ファーンライトは陶器修理の職人家。しかしながら、陶器がプラスチックにとってかわられた昨今、陶器を修理...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月27日

    質問や命令に対して「ウィリス○○しろ」
    というルールを頑なに守ろうとしながら
    人間(状況)に合わせて、苛立ちながら妥協したり、
    実は□□になる夢を持っていたり、脇役ながら光る。
    まさにいま「OKグーグル」で反応する世界を予言。
    葛藤があるあたり、当時は違ったかもしれないが
    現在からすると風刺・パロデ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月27日

    楽しい!ある意味ナンセンス。
    Wikipediaを見ようとして通信制限にかかるとか、機械翻訳の再翻訳誤謬ゲームもそうだし、OK, Googleって言わないと反応しないAIみたいなのとかなんで’60年代に思いつくのか。しかもそのチョイスが微妙すぎる。

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    Posted by ブクログ 2017年10月27日

    おー、確かにセリフが違うぞ。
    旧訳より読みやすく感じたのは、既にストーリーが頭に入っていたからか、自分が年取ったせいなのか、訳者の優劣かは謎。

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    Posted by ブクログ 2022年05月05日

    SF。
    ディックはけっこう苦手で、長編を読むのは初めて。
    個人的なディックに対するイメージと違って、意外とユニークでコミカルな作品。
    シュールな雰囲気とコミカルな雰囲気が混在し、独特の読み心地。
    訳者あとがきにもある通り、ラスト一行が色々と解釈出来て、読後感まで不思議な感じ。

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    Posted by ブクログ 2021年02月10日

    タイトルから受ける印象通りの、へんてこりんな世界観。序盤こそディストピア的な管理社会を描いているが、仕事を受けて地球を飛び出し、未知の星へ降り立った後から始まる冒険はSFというよりファンタジー。これは好みが分かれそう。自分はストーリーについては今一つ楽しめなかったものの、部分部分で興味をひかれる要素...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月20日

     話としては少し古さは感じるものの、のびのびしたSFって感じがして楽しめた。
     ただ、ディックの原文が問題なのか大森さんの訳なのか、今ひとつのめり込めない話だった。勿論、あくまで僕には合わなかった、という話だけど。
     説の引きは凄く上手いのに、数日に分けてちびちび読めるくらい(本当に気に入った本は、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月08日

     翻訳ミステリ札幌読書会に初めて参加させて頂く機会を得たのだが、最初の課題本が何とこれ。ミステリでもなければ、ディックの代表作品でもなく、どちらかと言えばゲテモノ扱いされる異色作。

     初めて会う方ばかりだったが、ぼくのテーブルにはロバート・クレイスの翻訳者である高橋恭美子さんや、ヒギンズの大ファン...続きを読む

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