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Posted by ブクログ
予想以上に面白かったー!
解説を読んでいると本家『椿説弓張月』から省略されているシーンも幾つかあるようで、いつかそちらも読まないとな、と思いつつ。
ひとまず、この私家版でしっかり満足しました。
為朝自身に落ち度があった訳ではないのに、都から離れ、居場所を求めてゆくのだが。
狼を手なづけるシーンにグッときてからの、紀平治!結局、最後まで従者として大活躍の紀平治、素敵すぎる。
勧善懲悪、良いじゃないか。
その中にも、為朝の健気さというか、何度も諦めかけては善に戻されてゆく。それは一瞬の地獄でもあると思う。
自らが生きることで、周りを変化させてしまう、そんな力の持ち主は、時に自らを振り返り、命を絶とうとすら考える。
その流れの中で起こる奇跡に、素直にホッとするので良いと思う。
あっと言う間に読めて、なんだか元気になった!
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