大学とは何か
作者名 :

1巻配信中

価格 885円 (税込)

いま、大学はかつてない困難な時代にある。その危機は何に起因しているのか。これから大学はどの方向へ踏み出すべきなのか。知のメディアとしての大学を、中世ヨーロッパにおける誕生から、近代国家による再生、明治日本への移植と戦後の再編という歴史のなかで捉え直し、大学の理念を再定義する画期的論考。

ジャンル
出版社
岩波書店
掲載誌・レーベル
岩波新書
ページ数
256ページ
電子版発売日
2017年08月17日
コンテンツ形式
XMDF
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

大学とは何か

Posted by ブクログ 2017年05月30日

中世のボローニア、パリ大学に始まり、イギリスのオックスブリッジ、そして19世紀のドイツでナポレオンの仏に押される中で、知の先進国としてのフンベルト大学の隆盛、そして20世紀はジョンズ・ホプキンス大学から米国の時代に。中世から近代にかけて大学が衰退し、近代知のパラダイムが浮上した時代があった!大学が学...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年04月29日

大学を「コミュニケーションメディア(=媒介)」の一種と捉え、大学再定義を試みる。しかし、大学は「何々である」という普遍的な定義ではない。中世の都市、活版印刷(出版)の出現、近世の国民国家の出現と共に大学の定義は揺らいできた。ネットの出現により、メディアとしての大学の位相も劇的に変化しつつある。現在の...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

Posted by ブクログ 2012年03月08日

中世から現代に至る高等教育の歴史を辿った本。
大学について語るためにまずは歴史から知りたい人にオススメ。
特に日本の現代史を綴った四章が面白かった。

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

Posted by ブクログ 2015年11月04日

骨太な大学の歴史。世界と日本に大きく分けられるが、特に日本の歴史がリアルだ。自由に問いを発する大学の存在は稀有。それを制度的、財政的な、裏付けを持って、長期的な計画を立てることが必須。

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

Posted by ブクログ 2015年06月27日

大学の誕生と死、その再生と移植、増殖といった世界史的な把握により、大学とは何か、あるべき大学とはいかなるものか、を考察している。また、コミュニケーション・メディアとしての大学という場を考えるところや、リベラルアーツと専門知の関係についての新しい認識の地平を提供するところに本書の特色がある。
大学の歴...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年03月16日

中世の大学の起源から、フンボルト型大学、帝国大学、戦後型大学と、その設置形態、目的、理念の変化をたどる。現代の大学がいくつかの改革を経てなお、70年代に提起された問題に完全に答えられていない、という指摘に頷かされる。

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

Posted by ブクログ 2012年10月19日

新書を読んで、知的好奇心を味わいたい人には
ぜひ読んでもらいたい作品です。

僕自信、新書を読んで久しぶりに興奮しました。

「大学」の歴史的な変遷を丁寧に辿りつつ、
いま現在抱える問題、その未来像まで語られた本書。

いわゆる「大学問題」自体はメディアを通じて得る程度の知識しかない
僕のような人間...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月19日

最初は非常に難しい(とわたしは感じた)昔の海外の大学の出来かたやいまの日本の基礎になった帝国大学のできかたなどについて非常に学問的に解説している。

戦後の大学改革について、筆者は「たくさんの分野を結びつけるのが真の教養主義」と言っていて、現在の日本の大学のもとになった部分を痛烈に批評している。つ...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月15日

岩波書店でこのタイトル。
しかも著者は教育学者ではない。
興味津々で読んだ。

目次だけ見ると「大学の歴史を振り返るのか」と思われたが、「メディアとしての大学」の視点があるため、これまで知らなかった大学像が立体的に浮かびあがってくる。

・キリスト教は、日本の大学システムの形成期と転換期の二度にわ...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

大学とは何か

Posted by ブクログ 2012年01月04日

限られた紙幅のなかで大学の起源と変遷の歴史がコンパクトに概観された上で、深い洞察と重たい問題提起がなされている。「未来に向けて命がけの跳躍をしなければならない」(p239)との言葉には痺れた。大学関係者必読の書。

このレビューは参考になりましたか?