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Posted by ブクログ 2020年02月18日
○目次
はじめに
第1章:戊辰戦後デモクラシー
第2章:建白と結社
第3章:「私立国会」への道
第4章:与えられた舞台
第5章:暴力のゆくえ
終章:自由民権運動の終焉
おわりに
○感想
本書は、地方民会など近代の自治体制度史を専門とする作者が、自由民権運動というパンドラの箱を開け、研究史を整理した...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月29日
「自由民権運動」は、学校で習うイメージで言えば、西南戦争の後に言論の力で戦い、議会開設という民主主義の果実を得たという、現代的な、崇高なもののように思える。とりわけ、昭和に入って戦争に突き進んだ歴史を闇とすれば光として描かれやすい歴史である。
しかし、実際はどうか。著者は、板垣・星といった運動エ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月01日
自由民権運動の研究は1980年代の「民権百年」運動をピークに長らく停滞している(とあえて断言してしまう)が、本書はそうした停滞を打ち破る可能性を感じる労作である。戊辰戦争による近世身分社会の解体に起因する人びとの帰属不安や承認欲求を原動力とする社会変革運動とみなす視点は、明らかに今日の新自由主義下...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月11日
<目次>
はじめに
第1章 戊辰戦後デモクラシー
第2章 建白と結社
第3章 「私立国会」への道
第4章 与えられた舞台
第5章 暴力の行方
終章 自由民権運動の終焉
<内容>
「おわりに」に著者が書くように、大変クールな自由民権運動の本。ただ教科書よりもリアルな話がうまく盛り込まれ...続きを読む
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