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人を納得させる議論には「型」がある。「定義」「類似」「譬え」「比較」「因果関係」──たった五つの論法さえきちんと使いこなせれば、誰だって自分の考えを的確に表現できるようになり、一見もっともらしい相手の主張の弱点も見えてくる。教育現場でディスカッションなどを指導する際の手引きとして書かれた本書には、議論に欠かせないこれらの技術の使い方と、それに対する反論の仕方といった、私たちが身につけておくべきイロハが明快に論じられている。豊富な実例を通して論証・反論の技術を磨く、確かな修辞学的知見に裏打ちされた入門書。『議論の技を学ぶ論法集』文庫版。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年01月01日
「議論」「レトリック」に興味があり、『レトリックと詭弁』も面白かったので購入。
議論すること自体は好きな方ではあるが、議論の過程で言葉による罠を見抜けないと真の解に辿り着くことは難しい。
嵌められがちな罠とその対処法をあらかじめ知っておくことで、より確実に正解に辿り着くことができる。こういった能...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月18日
少し難しいが、議論というか、人の文章の読み方、レトリックの見破り方の基礎は身につく。
早速本書に即して論文を読んでみると、レトリックに気づき、それに基づく反論が思いついたりもした。
本書の内容を頭に入れて会話での議論を戦わせることは難しいとは思うが、人の文章を読むことを生業にしている人...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月08日
『レトリックと詭弁』の著者である香西秀信氏の著書。本書は絶版になっていた『議論の技を学ぶ論法集』(明治図書出版)が文庫化されたものである。主に議論指導に関心のある教師に向けて、議論指導の出発点として選んだ5つの論法について解説している。引用文は難しそうな本からが多いが、どれも聞いたことがある論法であ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月10日
【星:3.0】
学校教育において、ディベートが行われることがあるが、ただディベートさせるだけで、その手法を教えてはいないというのが著者の意見。
そんな現状を踏まえて、ディベートの技法を教える立場となる教育者向けにディベート技法の基礎を書いた本となっている。
内容としては修辞学の本ということになると...続きを読む
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