論理病をなおす! ――処方箋としての詭弁

論理病をなおす! ――処方箋としての詭弁

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論理ではなく、詭弁を身につけてみないか?詭弁と聞くと、子供だましの芸当と聞こえるが、口先だけ達者になることではない。詭弁には、思考そのものを鍛える力がある。人が詭弁を使う時、その人特有の癖があらわれる。その癖を見抜くことで、思考のパターンが理解でき、おのずと論議も強くなる。論理的思考に満足しない人のための一冊。

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論理病をなおす! ――処方箋としての詭弁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    詭弁のパターンを研究することは、人間の思考・認識の癖を浮き彫りにし、レトリックや詭弁を研究する面白味がある。なぜなら、人間が繰り返し詭弁に翻弄されるのは、詭弁(とされるもの)の中にも、一概に虚偽とは言えない場合があるからだという。 語り口は軽妙、内容も知的好奇心をそそる本。だが、使われている例文が外

    0
    2018年07月22日

    Posted by ブクログ

    これも笑える。



    曖昧さによる虚偽とか見破るのは実際に難しい。



    それにしてもこの多様なネタはどうやって手に入れているのだろうか……



    最後の語学の達人の話もいい。と、おそらくこれは詭弁の達人についての話にもなっていて、さっきの疑問への答えにもなっているわけなのだな。

    0
    2021年01月05日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    論理ではなく、詭弁を身につけてみないか?詭弁と聞くと、子供だましの芸当と聞こえるが、口先だけ達者になることではない。
    詭弁には、思考そのものを鍛える力がある。
    人が詭弁を使う時、その人特有の癖があらわれる。
    その癖を見抜くことで、思考のパターンが理解でき、おのずと論議も強くなる。
    論理

    0
    2014年10月30日

    Posted by ブクログ

    二章の「多義あるいは曖昧の詭弁」と五章の「性急な一般化」は自分自身も相当悩み悩まされている問題なので参考になった。この方はレトリックを専門になさっているそうで、例証の仕方に説得力がある。「実例はすべて普段の読書で記憶しているものから取り、わざわざそのために本を読んだりすることはない」と仰ってますが、

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    詭弁から学ぶというスタンスが新鮮だった。
    詭弁かそうでないかは、判断のレベル次第で判定が変わってくる、非常に微妙な問題を含むことも、心しておかなければ、と思う。
    それから、よくディベートの本などでも、「人と議論は別」などと書かれているが、本書では人と意見は完全には分離できないとあるのも、面白いところ

    0
    2014年12月23日

    Posted by ブクログ

    詭弁を取り上げている本だが、人間が論理的であろうとすることには限界もあるようだ。具体的な例を示しつつ、詭弁の形態を挙げている。
    理屈を積み上げてみれば、明らかにおかしいと分かるもの、そうとも言えないものもあったり、人間の思考の癖というものは、なかなか厄介なものだとも思える。

    0
    2013年07月28日

    Posted by ブクログ

    典型的な詭弁について,多くの例を挙げながら,また,過去の哲学者等の詭弁の分類等を含めながら,説明している.分かりやすく非常に面白い.

    本編とは離れるがあとがきの「語学の達人に学べるか?」が,また楽しかった.読ませる文章である.

    0
    2013年07月25日

    Posted by ブクログ

    人間には考えるにあたっての「癖」のようなものがあり、どうしてもある種の非論理的な思考法を採用しちゃう。
    でもそれがどんな「癖」かを知識として持っていれば、いくぶん「まし」にはなるんじゃないか。
    そんな考えのもと、豊富な実例をもって「癖」を紹介するとともに、平易ながら本質的な考察が添えられた本。
    本書

    0
    2012年12月09日

    Posted by ブクログ

    詭弁を学ぶことで、詭弁に対抗する術をみにつけようという本。

    論理にこだわる人は詭弁にはぐらかされやすいしね。

    詭弁は構造から学ぶととても対処しやすいということがわかります。

    でも詭弁使う奴はクソ

    0
    2012年05月27日

    Posted by ブクログ

    詭弁とは何か。それは論理的にはおかしい、間違った論法である。ところが、我々はその詭弁を意識的にも無意識的にも使うし、また同様に意識的も無意識的にも騙されている。

     詭弁の形としては、因果と相関の混同、必要条件と十分条件の誤判定、言葉の多義性からくる拡張と限定の使い分けがある。詭弁を弄する人はこれら

    0
    2012年04月29日

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