人生論
作者名 :

1巻配信中

価格 550円 (税込)

いっさいの自己愛を捨て、理性的意識に生きることによってのみ、人間は真の幸福を獲得することができる――人間いかに生きるべきか? 現世において人間をみちびく真理とは何か? 永年にわたる苦悩と煩悶のすえ、トルストイ自身のこの永遠の問いは、本書にみごとに結実した。誤ることのない鋭い観察力と、愛の直感と心の目で綴った、人生についての内面的、哲学的な考察。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2016年07月01日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • DB50

人生論

Posted by ブクログ 2015年11月26日

レビュー漏れ。これも読んだのはだいぶ前。
当時ブックノートに書いた一節を引用

「トルストイいわく、人間の生命とは幸福の志向にあるという。そしてそれは理性が動物的個我を支配することによってのみ可能であり、それが出来なければ、人間は「生存している」だけに過ぎないと。人間の生命とは一体何か。幸福とは一体...続きを読む

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人生論

Posted by ブクログ 2013年01月04日

トルストイが小さな怪我から重い病気になり死を意識する。なぜ何ために死はあるの理性と感情が保てない、という見舞いの手紙に返事したのが元となりトルストイ思想を知る本にもなる。というものの中盤は難解至極で凹む。人は真の理性をもてば死は怖くない、誕生から死しても未来へ永遠に続くものそれはあなたの愛で、自分の...続きを読む

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人生論

ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年07月18日

トルストイがパスカル、カント、キリストなどたくさんの
先人の教えを受けて究極の博愛を示す。
正直、今、自分のものとして、実行することはできない。
ただ、その理想への道筋を追うことで、得るものは多いと思う。
まとめると『人類が 理性と愛で 幸を生み』といったところでしょうか?

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人生論

Posted by ブクログ 2011年05月16日

トルストイが晩年に残した本。現代科学が定義する「生命」に関して、痛烈な批判を展開しながら、人間が手に入れ得る新の生命、本当の幸福について議論して行く。

トルストイはまず、「個人の幸福の最大化が生命の目的である」であると現代科学によって信じられている事関して、幾ら自らの幸福を最大限にしようと行動した...続きを読む

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人生論

Posted by ブクログ 2010年10月30日

この本は生命について書かれている。

幸福とは動物的個我を超え理性に従うことで達成される。
また、彼は愛を語り死をこの本の中で説いた。

「人」として生まれたこと、
そして理性を持っていること。
これがとても大切なことなのかもしれない。


本書にはたくさんラインマーカーで線引きをし、
ドッグイヤー...続きを読む

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人生論

Posted by ブクログ 2009年08月17日

 「人間は、何のために生きなければいけないのか?」
おそらく今、哲学と呼ばれる学問が生まれてから、いや人が言語を使うようになってからずっと考え続けられていたであろう、命題に対して、トルストイが答える。

 「自らに対する愛を捨てよ。そして本能が望むものではなく理性的な意識をもって、他の存在をいつ...続きを読む

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人生論

Posted by ブクログ 2008年06月06日

感銘を受けた。
聞くと、父は高校生の時にハマったそう。
私が高校生のころは太宰治にハマっていて、トルストイは読まなかった。
父が高校生でこの思想にハマってたんだと思うと感慨深い。

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人生論

Posted by ブクログ 2018年09月16日

生命に係る哲学的テーマと難解な言い回しが多用されているものの、動物的幸福の達成を目標とする「生存」と動物的個我を理性的意識に従属させ永遠の「生命」を明確に区別し語る。「人の為に生きる」「歴史に名を残す」、人間のほか生物と一線を画す部分、連綿と続く人類の歴史の本質を捉えた視点といえよう。

ちなみに何...続きを読む

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人生論

Posted by ブクログ 2016年05月31日

手にとって裏表紙見て読むのやめそうなタイトル&作者ですが、友達に薦められ読んで、自分の考えていたもやもやした捕らえどころのない雲みたいな事柄が文章になっているのをみて感動しました。10年以上前に読んだのでもう一度読む必要あり。

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人生論

Posted by ブクログ 2015年09月14日

なんだろう、真面目というにはことばが足りない。このジッドに似たこの信仰心。光さすような力強くておもわず目がくらんでしまうような。
別に父なる神という大いなる存在の前にひれ伏して身を委ねているというわけでもない。彼のことばこそが光となって動いているのだ。名前が悪いかもしれないが、トルストイ教、そんな感...続きを読む

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