歎異抄

歎異抄

ビジネス・実用
1,177円 (税込)

5pt

4.2

没後七五〇年を経てなお私たちの心を捉える、親鸞の言葉。わかりやすい注と現代語訳、今どう読んだらよいか道標を示す懇切な解説付きの決定版。本書では、著者長年の探究の成果による清新な解釈に基づいて、親鸞の「信」を掘り下げ、宗教から遠い世間を生きる私たちの心にひびく、新しい読みかたを提示する。

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歎異抄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    親鸞の伝えたかった念仏という行為について、とても分かりやすく読むことができた。
    しかし、読んでいた時は何となく、その内容を理解していた気でいたが、こうしてレビューを書いてみようと思うとなかなか適切な言葉が浮かばない。

    ただ、一つだけ取り上げるならば以下の部分だろう。
    「念仏は大事だ、なぜならそれのみが私達凡夫にできる唯一の信心の行為なのだから。」ということが基本にある。そして、そこから生まれる様々な疑問に本書は答えてくれる。

    0
    2013年01月13日

    Posted by ブクログ

    【要約】
    ・歎異抄とは、親鸞の教えが異なって広まっていることに対して、正しくする書物
    ・ただ「南無阿弥陀」と唱えることで成仏できる。なぜなら普通の人は厳しい修行に耐えられないから。
    ・善人=厳しい修行に耐えられる人。悪人=凡夫。
    ・自ら修行して勝ち取るものではなく、全ては仏に任せる。全ては自然に流れていくから。自己と思うと辛くなるだけ。
    ・南無阿弥陀と意識し、全てが自然とあると考え、必ず成仏できると考える。その結果、今に余裕をもたらす。

    【感想】
    ・自意識を強く感じていた。だから辛い時はとことん辛くなる。それを自然の流れ、仏からの宿業と思うことで気楽に生きていこうと思う。
    ・特に今は仕事がうまくいかなかったり、転職もできていない。恋人も思うように作れない。自責も大切だが、タイミングが違うと思って、今を生きていることに感謝。

    0
    2026年05月08日

    Posted by ブクログ

    現代語訳と解説のおかげで、興味を持って読めた。書かれている内容には、説得力があると感じた。当時、他の宗派から圧力があったとのことだが、他の宗派がどのように考えていたのか知りたくなった。

    0
    2023年08月10日

    Posted by ブクログ

    唯円「 歎異抄 」

    阿満利麿 の現代語訳と解説がわかりやすい。宿業についての解説は 悪人正機説の疑問を解決してくれる

    全体を読んで 気付いたのは、歎異抄は 大衆向けの啓蒙書というより、法然 や 親鸞 のカリスマ性をベースにして「ここに書かれたことは 時代が変化しても 変えるな」という弟子への行動規範書であるように思った

    吉本隆明「最後の親鸞」のような破壊的インパクトはないが、念仏、浄土、宿業について 思想的偏りもなく、平易な文章で書かれており、大衆でも理解し実践できる内容になっている


    10章 歎異抄の要 
    念仏には、無義をもて義とす
    *念仏に対する行者の態度を言っている
    *無義=自力のはからいを加えない
    *義=道理にかなう
    *誓願にあるように、ただ念仏さえすればいい

    不可称、不可説、不可思議
    *その理由〜念仏は称量できない、説明できない、思惟することもできないから
    *人間の思慮分別では説明つかない

    1章 ただ信心を要とす
    *信心=阿弥陀仏の誓願どおりに念仏すれば仏になる
    *阿弥陀仏の誓願=大無量寿経〜一切の衆生を仏とするための誓い

    2章 念仏をとりて信じたてまつらんとも、またすてんとも、面々の御はからひなりと

    念仏=南無阿弥陀仏=仏の道を歩みつつあることを示す行為

    3章 善人でさえ往生を果たす、ましてや悪人が往生を果たすことは言うまでもない
    *善人=自力で仏になるために仏の教えにしたがう人
    *悪人=凡夫=仏になることができない人(道徳的な善悪ではない)=人間はすべて凡夫
    *煩悩の本質は自己中心性

    13章 宿業
    *真面目な念仏者、本願ぼこりの悪人ぶる念仏者ともに批判〜善悪は意志のままに使い分けできるものではない→善悪は宿業である
    *善心が生じるのは過去の善業の結果であり、悪心が生じるのは過去の悪業の結果
    *人は 因(直接的な原因)、縁(間接的な原因)、果(結果)の大海のなかに浮かんでいる、その事実を宿業という
    *宿業=深層意識→宿業の反対語は「心のままになる」




    0
    2021年11月02日

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