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Posted by ブクログ 2019年12月14日
2019年ベストの小説。
国を思い、義を貫く若者たちの生き様を描いた奈良の時代小説。
■各人物の義を通す姿が熱い
斐麻呂、雄依、上信を中心に仁義、仲間を最後まで優先させる姿に心惹かれる。それ故に政変に巻き込まれ、生まれる悲劇がより悲しく、涙を誘ってしまうのだと思う。
また、義を貫く彼らへの単...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月02日
(Yodobashi電子書籍版)
なるほど、下巻はかなりフィクション色が強くなるのか。歴史とはかけ離れてきている部分がちょっと引っかかるけど、面白さは増す。これが奈良時代と思われるとちょっと困るけど。その時代らしさをまとったパラレルワールド小説としては一気に読める面白さ。まあでもこの著者の奈良時代物...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月26日
澤田瞳子の歴史小説オモロいよ、という評判を聞いたので読んでみた。
評判にたがわず読み応えのある良い作品、しかも、これデビュー作らしいが、そうとは思えない手慣れた筆さばきで、飽きさせない。これ以降の作品も大いに期待できそうである。
日本史選択の人なら知ってるだろう「藤原仲麻呂の乱」というマイナーな事...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月02日
澤田瞳子のデビュー作。
藤原仲麻呂権勢、阿部上皇(孝謙天皇)の時代。遣唐使をめざして大学寮に学ぶ少年、奴隷の青年との友情と離反など。
身分格差の問題は『満つる月の如し』にもあったが、時代劇学園物だった上巻の後半、きなくさい政争に巻き込まれて、大学寮の自治が危ぶまれる。
全共闘世代の大学紛争や、昨...続きを読む
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