京都はんなり暮し 〈新装版〉

京都はんなり暮し 〈新装版〉

671円 (税込)

3pt

3.5

京都の和菓子と一口に言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか? 京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記(すずかかき)』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な資料を繙(ひもと)き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!

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京都はんなり暮し 〈新装版〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずっと京都で暮らしている澤田瞳子さんのエッセイ集。冬からはじまり、春、夏、秋と季節を一巡する。博識でいらっしゃるので、読んでいて楽しい。特に歴史は専門でいらっしゃり、造詣が深い。
    通し矢、京都の言い回し、京都の通り名、古本市、和服について、祇園祭、皇室御用達の牛乳屋、西陣に空襲があったこと、大文字焼

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    京都ではお菓子の製造・販売業は、「お餅屋」「お饅屋」「お菓子屋」の三つ。関東でいうところの「団子屋」、フーテンの寅さんのおじさんの家・くるまやさんのようなお店は、こちらでは「お餅屋」に当たる。正しい京菓子屋さんは虎屋、川端道喜。一方各社寺の門前で参拝客相手に菓子を売る店 「お餅屋」「お饅屋」の走りと

    0
    2024年05月17日

    Posted by ブクログ

    京都人として「あ~あれね」、というローカル事情がつらつらと書かれていて楽しく読めた。

    あとがきのこの一文が京都の歴史をうまくまとめているかと。
    それらの出来事を眺めるに、結局京都に暮すとはそういった様々な変化を愛するということと同義なのかもしれないと思う。

    よそさんもぜひ読んでみては。

    0
    2021年01月31日

    Posted by ブクログ

    生まれも育ちも京都の著者。
    はんなりとは裏腹、まま尖っているw
    著者曰く、京都に対して世間の認知がそこそこズレているらしく、そのもどかしさや京都に誇りを持っているからだろうと察する。
    歴史や所以などの解説が多く、読んでいて知見が広がる。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    京都で生まれ育った澤田曈子が京都の1年の味や行事、京都人の考え方の特徴 人との距離のとり方、廻りに気を遣って暮らしている!

    0
    2022年02月24日

    Posted by ブクログ

    生まれも育ちも京都という作者によって語られる京都。
    今さらという気もしないでもないが、ちょっと意外な人が語る京都を覗いてみようと、読んでみる。
    季節ごとの京都の行事に沿って、その折々の思いであったり、風景であったり、そんな作者の思いの中にも、時代小説作家らしく、枕草子や平家物語などの文献をさりげなく

    0
    2022年01月18日

    Posted by ブクログ

    京都人の日常生活と考え方、さすが歴史があるだけに観光に来る人間とは違う。ちょっと人との距離の取り方もクール。
    慣れないと嫌みに感じそう。

    0
    2021年10月30日

    Posted by ブクログ

    京都の1年間を地元目線で書いたエッセイ。
    特に有名な寺社も、有名になったお店も出ているわけではなく、昔から、市民がお買い物で使っていたお店や、場所が書かれている。
    要は、市民の日常エッセイ。

    でも、東京都民からしたら、それも良さそうに映るし、憧れを持ってしまう。
    それがダメですか?
    別にテレビドラ

    0
    2017年08月05日

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