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パニバルたちが〈十一番目の獣(クロワイヤンス)〉を討ち、38番島は歓喜の騒乱にあった。
しかし水面下に隠されていた最後の危機を前に、護翼軍、貴翼帝国、そしてオデットが相対する。
そこで示された“滅びを避けられる手順”は、浮遊大陸群(レグル・エレ)を自分たちの手で破壊するというもので――
「“俺達”はどうやら揃って、そういう無私の聖人ってやつが心底気にいらない性分らしい」
あの二人の代わりにはなれないが。
幽遠から目覚めた青年は夢想する。
継がれた結末の、その先を。
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みんな優しいのにみんな切ない
時々幸せになるのに、その幸せは後に必ずやってくる悲しみへの約束みたいな物語。
ただ涙するだけでは自分の中に取り込められない物語。
結末を知りたいのに、遠ざけたくなる物語。
真の脅威を知らぬ者は祝宴に興じ
零番機密倉庫を逃げ出し、パニバルの前に現れた誰かさんは、ヴィレムではなく、フェオドールでもなく…。
<最初の獣>に変質した際の右目は、色のない白い塊となり<獣>の魂魄体は留守…?
ヴィレムとしての記憶は地上の滅びに立ち会った頃まで、フェオドールのしての記憶は棺の小窓から黒瑪瑙の瞳を覗き込むまで。
当
ひとまず完結?
相変わらず通して読まないと理解できない(通して読んでもハッキリしないところがある)作品ですが前作のキャラがどうなったかも含めてある程度区切りをつけてくれたのは良かったと思います。ただ前作『すかすか』のヴィレム帰還エンドに繋がっていないのとあとがきからまだまだ続くのかなと。
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