太平洋の試練 下 ガダルカナルからサイパン陥落まで
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太平洋の試練 下 ガダルカナルからサイパン陥落まで

小説・文芸
1,300円 (税込)

6pt

5.0

実は米軍内も割れていた!

陸海軍と海兵隊の縄張り争い。ニミッツとマッカーサーの足の引っ張りあい。米国側から初めて描かれるミッドウェイ以降の日米戦。

【下巻目次】

第九章 日本の石油輸送網を叩け
第十章 奇襲から甦ったパールハーバー
第十一章 日米激突の白兵戦「タラワの戦い」
第十二章 真珠湾の仇をトラックで討つ
第十三章 艦隊決戦で逆転勝利を狙う日本海軍
第十四章 日米空母最後の決戦とサイパンの悲劇
終章 最早希望アル戦争指導ハ遂行シ得ズ

※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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太平洋の試練 の一覧

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで(上)
    968円 (税込)
    攻撃か、防御か。戦力か、情報力か 米国の若き海軍史家が“日本が戦争に勝っていた百八十日間”を日米双方の視点から描く。米主要紙絶賛の、まったく新しい太平洋戦史。 【目次】 序章 海軍のバイブル 第1章 真珠湾は燃えているか 第2章 ドイツと日本の運命を決めた日 第3章 非合理のなかの合理 第4章 ニミッツ着任 第5章 チャーチルは誘惑する 第6章 不意を打たれるのはお前だ
  • 太平洋の試練 真珠湾からミッドウェイまで(下)
    1,018円 (税込)
    攻撃か、防御か。戦力か、情報力か 米国の若き海軍史家が“日本が戦争に勝っていた百八十日間”を日米双方の視点から描く。米主要紙絶賛の、まったく新しい太平洋戦史。 【目次】 第7章 ABDA司令部の崩壊 第8章 ドゥーリットル、奇跡の帝都攻撃 第9章 ハワイの秘密部隊 第10章 索敵の珊瑚海 第11章 米軍は知っている 第12章 決戦のミッドウェイ 終章 何が勝敗を分けたのか
  • 太平洋の試練 上 ガダルカナルからサイパン陥落まで
    1,200円 (税込)
    実は米軍内も割れていた! 陸海軍と海兵隊の縄張り争い。ニミッツとマッカーサーの足の引っ張りあい。米国側から初めて描かれるミッドウェイ以降の日米戦。 【上巻目次】 序章 ソロモン諸島をとる 第一章 ガダルカナルへの反攻 第二章 第一次ソロモン海戦 第三章 三度の空母決戦 第四章 南太平洋で戦える米空母はホーネットのみ 第五章 六週間の膠着 第六章 新指揮官ハルゼーの巻き返しが始まった 第七章 山本五十六の死 第八章 ラバウルを迂回する ※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 太平洋の試練 下 ガダルカナルからサイパン陥落まで
    1,300円 (税込)
    実は米軍内も割れていた! 陸海軍と海兵隊の縄張り争い。ニミッツとマッカーサーの足の引っ張りあい。米国側から初めて描かれるミッドウェイ以降の日米戦。 【下巻目次】 第九章 日本の石油輸送網を叩け 第十章 奇襲から甦ったパールハーバー 第十一章 日米激突の白兵戦「タラワの戦い」 第十二章 真珠湾の仇をトラックで討つ 第十三章 艦隊決戦で逆転勝利を狙う日本海軍 第十四章 日米空母最後の決戦とサイパンの悲劇 終章 最早希望アル戦争指導ハ遂行シ得ズ ※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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太平洋の試練 下 ガダルカナルからサイパン陥落まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    太平洋戦争をアメリカの視点から描く、大部の作品の二章目に当たるのが本作だ。上巻ではガダルカナル陥落までが描かれ、この下巻ではその後の太平洋の戦闘と、その最終的な帰結としてサイパン(グアム含む)での米軍勝利までが描かれる。

    少なくともミッドウェーまでは天秤がどちらに傾くかがわからなかった太平洋戦争も、この下巻までくると最早アメリカの勝利は約束されたものとなった感覚を覚えるようになる。もちろん個々の戦闘では日本軍の奮闘もあり米軍の損害も大きなものになるが、全体としては国全体の生産能力が巨大となり兵站が安定した米軍は太平洋でははっきりと優位を示すようになる。

    一方で日本軍は物資の補給、失った艦船や飛行機の補充、そして熟練した軍人といったあらゆるリソースが足りなくなってきており、戦いは悲惨なものになっていく。米軍の中でも陸軍と海軍の調整があったり、あるいは会議の中でも航空畑と艦隊畑の勢力があったりと事件はそれなりにあるのだが、戦いそのものは「思い通りにはいかなくても、期待以下ではない」といった状況で進んでいく。

    この第2巻の終わりでは、サイパンが米軍の手に落ちたことで本土への空襲が近づいてくる。それは太平洋という戦場での戦いだけではなく、戦争中に新たにB-29という長距離爆撃機が開発されたように、国全体の争いの中で日本がはっきりと敗北しつつあることが明白になってくるということでもある。

    また第二部上巻までは著者の筆も、日本とアメリカを等距離に描いていようと感じられるところもあったが、この下巻になると、日本の状況が理解を超えてきつつあるという雰囲気になってくる。それは未来からの視点だけではなく、たとえ当時の視点を採用したとしても、日本がはっきりと狂気へと落ち込んでいくのが見えるからだろう。
    そして本書ではその責任の一端がどこにあったかも明確に記載されている。

    0
    2026年01月12日

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