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Posted by ブクログ
敗戦80年の今年2025 年、かねてより念願であった旧満洲(中国では偽満洲国と呼ぶ)の首都、長春の皇宮跡を訪れる事ができた。かつてその地で何が行われたのかを知りたいと思い本書を手に取った。
14年にわたる植民地経営下での出来事については詳細が語られておらず、その意味では期待した内容ではなかったが、何が当時の日本をここまで狂わせてしまったのかが非常にわかりやすく詳述されており、期待以上の良書だった。
皇宮に隣接する記念館には関東軍による目を背けたくなるような残忍な所業が展示されていて、一人の日本人としていたたまれない気持ちになった。平頂山事件もさもありなんと思われる。
記念館の出口に「歴史は最高の教科書であり、最高の思考をはっきりさせる薬でもある」と書かれている。そこには苦難の歴史にもしっかりと向き合い、現代に活かそうとする中国人のしたたかさを見る事ができる。歴史を「なかったもの」にしようとする一部の日本人は彼らの知恵と勇気から学ぶ必要があるだろう。
Posted by ブクログ
「大豆・満鉄・総力戦」
バブル期の日本はまるで満州国のようだと先生が言ってたので、歴史に興味ないけど満州国の本を読んでみた。
けど、バブル期の日本と満州国の共通点はよくわからなかった。過剰なインフレになったって点だろうか。
序盤は満州国の変遷を書いた学術っぽい内容だけど、後半になるにつれて著者のイデオロギーが出てきてちょっと違うなと思った。
「家」から「立場」に入れ替わり立場主義から現実主義という論調は理解できるけど、原発の話や「自分を取り戻す」という結はかなりズレてきたなと感じた。
立場主義の、自分の立場を自覚しまっとうすれば上に引っ張ってもらえるというのはその通りで、これは「劇的な人間」として福田さんも書いていた。
立場から発言し行動するというのが、ネガティブフィードバックを発生させてしまうんだろう。
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