揺籃の星 上

揺籃の星 上

地球はかつて土星の衛星であった――。こんな大胆な説が出現し、宇宙開発が進む未来、土星の各衛星では、数十年前に地球から移住した人びと、クロニア人たちが理想社会を築いていた。地球を訪問したクロニアの科学者たちは、この星の科学者にとって到底受け入れがたい惑星理論を展開する。太陽系は何十億年も同じ状態を保ってきたのではない。現に今、木星から生まれた小惑星のアテナは突如彗星と化し、地球を襲おうとしているのだと。『衝突する宇宙』で名高い“ヴェリコフスキー理論”を大胆に応用、宇宙の謎に迫るハードSF新シリーズの開幕!

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揺籃の星 のシリーズ作品

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  • 揺籃の星 上
    865円 (税込)
    地球はかつて土星の衛星であった――。こんな大胆な説が出現し、宇宙開発が進む未来、土星の各衛星では、数十年前に地球から移住した人びと、クロニア人たちが理想社会を築いていた。地球を訪問したクロニアの科学者たちは、この星の科学者にとって到底受け入れがたい惑星理論を展開する。太陽系は何十億年も同じ状態を保ってきたのではない。現に今、木星から生まれた小惑星のアテナは突如彗星と化し、地球を襲おうとしているのだと。『衝突する宇宙』で名高い“ヴェリコフスキー理論”を大胆に応用、宇宙の謎に迫るハードSF新シリーズの開幕!
  • 揺籃の星 下
    896円 (税込)
    通信障害の増加、いちじるしく明るいオーロラの発生……。彗星となったアテナの息吹は確実に地球に届きつつあった。大変動の日を迎えたとき、地球の未来になんらかの希望をつなげる人びとがいるとすればクロニアにたどり着ける人びとであり、クロニアにたどり着く唯一の手段とは軌道上にあるシャトルに乗り込むことだ。その要員として指名を受けたのは、有能な原子力エンジニアで、クロニア人の信頼を充分に得ているキーンだった。しだいにパニックの度合いを増していく地球上で、多くの失われた命、文化を嘆きながら、キーンはある決断を下す。宇宙の謎に迫るパニック+ハードSFシリーズ開幕!

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揺籃の星 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年03月17日

    かなり登場人物も多いようで。
    で、もととしている物語は
    トンデモ理論だったようで。
    だけれども、それが「真」の形をとった場合
    どうなっているかという作品です。

    というか、今これを読むと
    国内事情まんまじゃないと
    笑ってしまいましたね。
    ●〇ゴミなんかまさにこれの最たるもの。
    売れるような情報しか出...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月10日

    ヴィリコフスキー学説というトンデモ学説をネタにしていてちょっとアレなんだが、僕としては作中で語られる「モンデール主義」や、相変わらずの反権威主義、合理主義などのホーガン節が好きで一気に読み進んでしまった。
    特に、ピョートル・クロポトキンの相互扶助論的な「モンデール主義」は僕は好きだ。多分、これまで書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    彗星が生まれる理由(荒唐無稽な)で、喧々囂々の地球科学界。その頭の固い保守的な科学者とそいつらを嫌って飛び出した科学者の変な喧嘩(と云うとえらく語弊がある) ホーガンの描く科学者は柔軟で好きv

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    Posted by ブクログ 2019年05月18日

    譛?蛻昴?縺九↑繧企??螻医↑螻暮幕縺ァ縺ゥ縺?↑繧倶コ九°縺ィ諤昴▲縺溘′縲∝セ悟濠縺九i菫?┯髱「逋ス縺上↑縺」縺ヲ縺?″縲∵悃縺九i莉穂コ九↓繧ゅ°縺九o繧峨★荳?豌励↓荳雁キサ繧偵Λ繧ケ繝医∪縺ァ隱ュ繧薙〒縺励∪縺」縺溘?

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    Posted by ブクログ 2012年05月15日

    ここで、こんなところで上巻終わりかーッ

    スタトレTNG第3シーズン最終話見たあとのようにハラハラするよう!!

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月08日

    新三部作の第一作。揺籃(ようらん)=ゆりかごですから、次はどうなるのでしょうか。
    久々のホーガンの新作という気がします。それもかつてのガニメデ三部作の路線です。期待して読み始めました。しかし・・・。
    なんかちょっと違います。恐竜の謎、旧約聖書の記述の謎など「らしい」所もあるのですが、後半は良くあ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    上下巻あります。
    こっちは上巻。
    おもったより早く。
    地球滅亡が訪れてしまい、それでもどうにかしようと
    頑張る人と諦めちゃう人が見事に描かれています。
    実際におこってもこうなりそうな、非常にリアルな
    作品です。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    地球にじゃんじゃん隕石が降ってくる話。ホーガンの作品はどれも、SFを読む時のワクワク感が味わえて大好きなのだが、この本を売っぱらってしまったのはヴェリコフスキー理論という疑似科学に基づいている点が肌に合わないから。もちろんホーガンは疑似科学を構築してストーリーと絡ませるところが面白いのだが、ほんとに...続きを読む

    0

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