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701(大宝元)年、大宝律令制定という制度改革によって、多くの制度が一気に切り替えられた。文字や時間を使いこなし、年号や暦の使用、戸籍の作成、官僚機構の整備など、国を統治するしくみが機能しはじめる。行政機関ができると、そこでは文書を作成する役人が働くようになるが、その姿は現代のサラリーマンと変わらない。庶民には税が課され、道路や都の整備などの労役や兵役にも動員された。一方、高齢者や障害者の介護などの福祉制度もこの時代につくられていた。国家が立ち上がり、変わりゆく時代に立ち会った人々の姿を通して、現代につながる歴史を生き生きと描く。
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Posted by ブクログ
飛鳥・奈良時代。
朝鮮半島から中国へと国交の重点が次第にシフトしていく時代。
日本は律令国家として地方を支配下に治め、次第に「国」として機能し始めていく。
その中で、地方の豪族が国家の一機関に変貌していく様子や、戸籍や税制、役人のはじまり等、
今回も豊富な資料をもとに解説されている。
冠位十二階の制度による上級官人と下級官人の格差。
既得権を守るためにできたような蔭位の制。
税収をピンハネする地方役人。
どっかで聞いたことがあるような事柄が1000年以上も前、役所の制度が出来た途端に起こっている。
そりゃ、今更庶民が騒いだところで役人が変わるわけないよなーと変に感心してしまった。
この本に聖徳太子や蘇我親子は登場しない。
歴史の再確認のためにこのシリーズを読み出したがこの辺りが少し残念だ。
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