掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南

掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南

712円 (税込)

3pt

4.0

酒と怪談を愛する剣客が“この世の不思議”に対峙する。「時代×怪談×ミステリ」で話題をさらった第38回メフィスト賞受賞作。酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。10年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。

...続きを読む

浪人左門あやかし指南 のシリーズ作品

1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南
    712円 (税込)
    酒と怪談を愛する剣客が“この世の不思議”に対峙する。「時代×怪談×ミステリ」で話題をさらった第38回メフィスト賞受賞作。酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。10年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。
  • 百物語 浪人左門あやかし指南
    743円 (税込)
    臆病なのが玉に瑕の甚十郎は、道場の兄弟子平松左門の薦めで商家和泉屋の怪談会に出ることに。集まった男たちの話も怖いが、変化する瞬間を見た者は死ぬという掛け軸の女もまた怖い。案の定、百話目を語り終えた和泉屋は姿を眩まし、参加者の一人は怪死した。仕組まれた策謀。解き明かすは、左門か甚十郎か!?
  • 無縁塚 浪人左門あやかし指南
    660円 (税込)
    こんなに面白い「新感覚江戸怪談ミステリー」を知らないなんてもったいない!――(田口幹人・さわや書店フェザン店) 幽霊と必ず会える屋敷に一晩泊まってみませんか? 総領息子が座敷牢に閉じこめられたり盗賊に一家惨殺されたり……女の幽霊や顔の潰れた男の首が出るいわくつきの屋敷。夜、怪しい音を耳にした鉄之助は忽然と消えた。怖がりの甚十郎も消えた。そして、死体が残された。「本物の幽霊屋敷だ」と見切っていた平松左門は、どう解く? 怪談ミステリの気鋭の会心作!
  • 狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南
    660円 (税込)
    藩の剣術師範候補、甚十郎の泣きどころは、無類の怖がりなこと。そんな甚十郎に縁談話が持ち上がる。手習塾の師匠の娘弓枝は、よりによって怪談好き、しかも狐憑きの噂まである娘。だが奥手の甚十郎は案外乗り気で、手習塾の子供らの水死の謎を追っている、平松左門もあきれるほど。はたして、その結着は!?

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年10月14日

    すごいです。
    ミステリーと一口にいっても、
    本格物だけでなく、
    別の要素が盛り込まれた作品がいろいろあって、
    きりがないくらいですが、
    ミステリーに怪談の要素を持ち込んで、
    ここまで違和感無く融合できているものは少ないんじゃないでしょうか。

    まず最初に脈絡の無さそうな怪談話が続けざまに出てきて、
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月05日

    最初はイマイチかと思ったが、これは時代物というより推理小説だったな。
    面白かった。

    …と、父が気に入って一気にシリーズ三冊読んでたので、私も続いて読んでみた。
    怪談話を集めた耳袋的な感じかな…と思いきや、闇討ちの話になり、そうかと思うとまた怪談めいた流れに…で、最後の方は一体誰が黒幕なんだという推...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月24日

    浪人左門あやかし指南シリーズ、1作目。

    「皆塵堂」シリーズが面白かったので、デビュー作を含むこちらのシリーズにも期待して読んでみた。結果、期待通りの面白さ。最初、話があっちこっちに飛んでいくので、読みづらい感じもあったけど、最後はきっちり収まって、ちゃんとミステリになってました。真犯人も意外だった...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年02月02日

    初めて第一巻を読む、やはり最初が肝心か
    今後の登場人物の関係が描かれており、話の展開も非常に盛りだくさん。
    最後に左門の素性も?

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月25日

    まわりのひとがよってたかって、甚十郎さんを怖がらせます
    幽霊なんてものは、気の迷いだとか言いながら
    それは、俺にも説明がつかぬ とか言ってまた、怖がらせる
    びびりの甚十郎さんは腰が抜けてしまいます。

    今回は 幽霊を見た人は死んでしまうというお話です。
    甚十郎さんも縁談のためにやった?肝試し!?で首...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月03日

    堀割ー地面を掘った水路。お堀です。
    メフィスト賞で珍しく時代小説です。
    浪人左門あやかし指南でシリーズ化されているようです。
    解説者もおっしゃる通り、ミステリ+時代小説+怪談=捕物帳 という図式です。
    江戸の怪談を挟み、その怪談を利用した事件が起こり、世の中に不思議はないのです。という流れかと思いま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年04月01日

    怪談話をテーマにした時代ミステリ。
    話の流れや、伏線などミステリとしてなかなか秀逸な作品です。ただ登場人物が誰が誰だか分かりにくかったのがちょっと惜しかった。

    第38回メフィスト賞

    0

掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

輪渡颯介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す