根深汁 居酒屋お夏 春夏秋冬

根深汁 居酒屋お夏 春夏秋冬

679円 (税込)

3pt

4.3

「本来は、こういうはしゃぎ方はしない男なのではないか」お夏が敬愛する河瀬庄兵衛が何かと気にかける研ぎ師・喜右衛門。才はあるのに不遇を強いられる彼に、旗本の刀研ぎという破格の仕事が。意気揚々と仕事に取り掛かった喜右衛門だが、刀に付着した奇妙な錆に胸騒ぎを覚え......。鬱屈を見抜いた庄兵衛、どう動く?人情居酒屋シリーズ第六弾。

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居酒屋お夏 のシリーズ作品

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1~18件目 / 18件
  • 居酒屋お夏
    679円 (税込)
    目黒不動で居酒屋を営むお夏。化粧っ気はなく毒舌で、くそ婆ァと煙たがられているが、懐かしい味のする料理は評判だ。ある日、客の一人だった遊女が殺され、お夏は静かな怒りに駆られる。実は彼女には、妖艶な美女に変貌し、夜の街に情けの花を咲かすもう一つの顔があった――。孤独を抱えた人々とお夏との交流が胸に響く人情小説シリーズ第一弾。
  • 居酒屋お夏 二 春呼ぶどんぶり
    679円 (税込)
    口は悪いが、料理は旨い女将のお夏。常連客である貧乏浪人の亀井礼三郎・春之助親子の前に、家を捨てたはずの女房・おせいが現れた。春之助を強引に取り戻そうとするおせいの背後に怪しい影を感じたお夏が、料理人の清次と突きとめた姦計とは?客のささやかな幸せを守るため、艶美な姿で悪事を暴くお夏の活躍を描いた待望のシリーズ第二弾。お夏の鉄火肌と啖呵が胸に響く人情小説。
  • 居酒屋お夏 三 つまみ食い
    627円 (税込)
    居酒屋の名物女将・お夏の許に、髪結の鶴吉から思わぬ報せが届いた。二十年前、お夏の母を許し難き理由で無礼討ちにした才次が名を変えて船宿の主に納まっているという。凄まじい殺人剣の遣い手を用心棒に雇い、温和な仮面を被る才次を討つため、お夏は料理人の清次らと共に策を巡らした大勝負に挑む。無念と憤怒を晴らすシリーズ待望の第三弾!
  • 居酒屋お夏 四 大根足
    627円 (税込)
    悲願の仇討ちが、新たな波乱の幕を上げる――。人情居酒屋の毒舌女将・お夏に忍び寄る黒い影。その裏には、縄張り拡大を目論む悪党・市蔵の思惑が。しかも、お夏が敢行した仇討ちを、高輪から品川を取り仕切る五郎蔵一家の仕業と勘違いしている。野心と復讐心に燃える市蔵。このままでは江戸に血の雨が降る。お夏は止められるか? 激動の第四弾。
  • 居酒屋お夏 五 縁むすび
    627円 (税込)
    母の仇を討ったことにより、闇の勢力との激闘に巻きこまれたお夏。だが彼女は、居酒屋の女将としての穏やかな日常を守ろうとしていた。そんなある日、お夏は婀娜(あだ)な女に呼び止められ、殺しを依頼される。馬鹿な願いと一蹴したお夏だが、その女が続けて口にした名前に胸騒ぎを覚え……。願えば願うほど安息の日々は遠ざかるのか? 波乱の第五弾。
  • 居酒屋お夏 六 きつねの嫁
    627円 (税込)
    活気溢れるお夏の居酒屋の片隅で、静かに油揚げを食べるその男は、過去のしくじりに縛られていた。そんな男の日常にも、変化の風は吹く。恋心というには淡すぎる、ある女への慕情。だが、その女もまた運命に翻弄されながら生きてきたのだった。傷つきながらも健気に生きてきた二人は、お夏のさりげない尽力で結ばれるのか? 心洗われる第六弾。
  • 居酒屋お夏 七 朝の蜆
    627円 (税込)
    お夏が再会したその男は、親に捨てられ泥棒稼業に身をやつした過去の持ち主だった。一時期はまっとうな道を歩もうとした彼だが、世間の風は容赦ない。「生まれてこなければよかった」。捨て鉢な気持ちで喧嘩を起こした彼を救ったある浪人。その恩人が窮地に陥った時、男は一度だけ泥棒に戻る決意を固めるのだが……。心に優しい風が吹く第七弾。
  • 居酒屋お夏 八 兄弟飯
    627円 (税込)
    親の愛に背を向けて、散り散りとなった三兄弟。時に疎ましくも思った母が死に、十数年ぶりに三人で集った彼らを待っていたのは、お夏のお説教だった。しかも、母の死の裏には怪しげな奴らの影が見え隠れするという。許せねえ、暴れたる! けしかけたお夏も暗躍し、彼らを支えるが……。三兄弟は母の仇を討てるのか? 心に晴れ間が広がる第八弾。
  • 居酒屋お夏 九 男の料理
    627円 (税込)
    いぶし銀の働きでお夏を支える料理人の清次が、哀しき母子との交流を人知れず深めていた。女の亭主は理由あって旅に出ているのだという。やがて旅帰りした亭主と対面した清次は、その男に好感を抱く。だが彼の眼差しには、修羅場を潜った者特有の鋭さが含まれていた。男の過去に一体何が? 脛に傷持つ者は幸せになれないのか? 感涙の第九弾。
  • 居酒屋お夏 十 祝い酒
    627円 (税込)
    正体不明の大悪党・千住の市蔵は、争闘の場で見たお夏への復讐心を滾らせていた。お夏 とて母を殺めた市蔵との決戦は望むところだが、表の顔はあくまでも居酒屋の毒舌女将。 同心の濱名茂十郎は、お夏抜きで市蔵捕縛に向かう。正義と悪が激突する白山権現。そこ で運命の悪戯ともいうべき事態が判明!   お 夏の運命は?   人気シリーズ、堂々の決着。
  • 居酒屋お夏 春夏秋冬 山くじら
    679円 (税込)
    目黒行人坂にあるお夏の店は再建初日から大賑わい。母の仇討ちを果たしたお夏の裏の顔などつゆ知らず、常連が毎日店にやって来る。調子に乗った客がいればお夏の毒舌が問答無用で炸裂。そんなある日、強烈な個性を放つ男が町に現れた。快活な振る舞いとは裏腹に悲壮な決意があると見抜いたお夏。そこで案じた一計とは? 人情酒場シリーズ新装開店。
  • 雪見酒 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    お夏の居酒屋で行き交うのは、人情、毒舌、旨い飯。絶妙な居心地の良さの虜になった男女が集い、悲喜こもごもの事件が起きる――。ある日お夏は、目黒の豪傑として知られる初老の剣客の言動に胸騒ぎを覚える。弟子の活躍も相まって声望を高めていた男に一体何が?意外な理由に一同騒然!お夏の人情裁きに酔いしれる人気シリーズ新章第二弾。
  • 豆腐尽くし 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    「お花という女がおりましてねえ」。渡世人として苛烈に生きてきた牛頭の五郎蔵。彼には人生に思い残したことがあるという。若い頃、一緒に料理屋を開く夢を抱き、献立を考えては笑い合った想い人。晩年を迎えた今、その女がどうしているかが気になると遠慮がちに語った。意を汲んで調べ始めたお夏。だが、その女は――。新シリーズ、感涙の第三弾。
  • 鰻と甘酒 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    「あの姉さんには惚れちまうんじゃあねえぜ」見るからに苦労がにじみ出る女・お蝶。今は甘酒屋をしているが、誰にも言えない過去を抱えていた。その女に惚れたのは、羽目の外し方も知らぬ純真な男。周囲の忠告も聞かずに想いを募らせるが、二人の恋路に思わぬ障壁が......。黙ってられぬとばかりにお夏が暗躍!人情居酒屋新シリーズ、感涙の第四弾。
  • 鯰の夫婦 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    夫婦ってえのは、そう容易く縁が切れるものじゃあねえのさ」鯰釣りの名人は愛息を連れてよく釣りへ出かけていた。ある日、釣りの最中に地震が起き、悲劇が。目の前で子を喪った男は自分を責め、気うつに。妻を置いて、家を飛び出し寺男になってしまう。悲しみ故にすれ違う夫婦にお夏が案じた一計とは......?人情居酒屋シリーズ、感涙の第五弾。
  • 根深汁 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    「本来は、こういうはしゃぎ方はしない男なのではないか」お夏が敬愛する河瀬庄兵衛が何かと気にかける研ぎ師・喜右衛門。才はあるのに不遇を強いられる彼に、旗本の刀研ぎという破格の仕事が。意気揚々と仕事に取り掛かった喜右衛門だが、刀に付着した奇妙な錆に胸騒ぎを覚え......。鬱屈を見抜いた庄兵衛、どう動く?人情居酒屋シリーズ第六弾。
  • 明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    足袋職人の弥兵衛は、人も羨む隠居暮らしを送っていた。店は息子に譲ったが、職人としての腕は健在。七日に一度訪ねてくる息子家族との夕餉や、可愛い盛りの孫との遊びを楽しんでいた。だが、最愛の娘の久々の訪問が彼の心を乱してしまう。一体何が? お夏は弥兵衛の胸の内に溜まった灰汁を取り去ることができるのか? 大人気シリーズ第七弾。
  • もみじの宴 居酒屋お夏 春夏秋冬
    679円 (税込)
    目明かし父娘が持ち込んだ凶報が、お夏の居酒屋をざわつかせた。聞けば、男手一つで娘を育てた古着屋が殺されたという。さらには、その娘が行方不明ともいう。事件の真相も娘の安否も杳として知れず。そんな中、事件解決のきっかけとなったのは、お夏が「色ぼけ婆ァさん」とからかうお春が発した驚きの一言だった……! 人気シリーズ第八弾。

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根深汁 居酒屋お夏 春夏秋冬 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    内容(ブックデータベースより)

    「本来は、こういうはしゃぎ方はしない男なのではないか」お夏が敬愛する河瀬庄兵衛が何かと気にかける研ぎ師・喜右衛門。才はあるのに不遇を強いられる彼に、旗本の刀研ぎという破格の仕事が。意気揚々と仕事に取り掛かった喜右衛門だが、刀に付着した奇妙な錆に胸騒ぎを覚え……。鬱屈...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    居酒屋お夏 新シリーズ 6
    男伊達・相模屋長右衛門の遺志を受け継ぎ、人助けに生きる、長右衛門の娘・居酒屋お夏の女将と、料理人の清次、そして、その仲間達の活躍を描く人情話。

    〈青物夫婦〉
    青物の棒手振りをする仲の良い夫婦。
    〈酌取り父娘〉
    前妻との間に出来た娘と再会した、下っ引き。
    〈根深汁〉
    お夏...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    居酒屋お夏・セカンドシリーズ“春夏秋冬” 第六弾。

    毒舌女将・お夏と、料理人・清次が切り盛りする居酒屋を舞台にした、人情噺連作四話が収録されています。

    これぞ安定の読み心地。今回も居酒屋を訪れるお客たちが巻き起こしたり、巻き込まれたりする騒動を、お夏と清さんが影でこちょこちょ動いて解決してくれて...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年04月27日

     岡本さとるさんの安定したシリーズ、居酒屋お夏春夏秋冬№6「根深汁」、2022.12発行。青物夫婦、酌取り父娘、根深汁、おこげ の4話。「酌取り父娘」と「おこげ」が特にお気に入りです!

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    ネタバレ購入済み

    ふふふ

    2023年01月15日

    そこはかと無い可笑しさの中にも、人情味やら、哀しみやら、色々な人の気持ちが、溢れてきて、そして、最後にはほろりと、させられる。そんな話だ。
    魂風一家の皆も、年を重ねて、人間が、味わい深くなってきたのかな?

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