おひで―慶次郎縁側日記―

おひで―慶次郎縁側日記―

770円 (税込)

3pt

4.0

深傷を負って慶次郎のもとに引き取られた娘・おひで。惚れた男にも捨てられてやけっぱちになっていたおひでも、優しくいたわってくれる下働きの佐七には心を開くようになるが、そのとき再び凶刃が振り下ろされた……。行き場のない人間のせつない思いを、温かく受け止める慶次郎、そして晃之助や玄庵たち。お馴染みの山口屋の寮を舞台に展開する人情捕物帖。大人気シリーズ第三弾。

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おひで―慶次郎縁側日記― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年06月28日

    久しぶりに時代物を読みたくなって、本棚から選ぶ。何年ぶりかで、慶次郎に触れ、相変わらずいい男だと思う。
    北原亞以子は、お話の終わりを引き摺らず、音が聞こえそうなくらいにストンと幕を引く。だから余計に、登場人物たちの心情を思いやってしまうことになる。登場人物は大抵、脛に傷持つ身だ。…いや、人は誰しも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    慶次郎縁側日記シリーズ第三作。再読

    『仏の慶次郎』という同心時代の異名がクローズアップされる話が多かった。

    『仏の何のと言われたって、たまたま手前の目についた者を助けてやるだけじゃないか。仏だというなら、小伝馬町の奴らを全部、助けてやれってんだ』 
    「からっぽ」より

    『ちょっと厄介な女だが、こ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月08日

    淋しさに包まれてしまったような時、元気が無く落ち込んでいる時「大丈夫だよ」と主人公の慶次郎のように優しく包み込んでくれる人情話だな。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月06日

    今回は私にとってはちょっと重めの内容。
    何故か人生上手くいかない、誰のせいでも無い、強いて言えば星の巡りが悪い。
    自棄になって逆恨みしてつい一線を越えて…

    自分自身人生の半分を過ぎ、自棄になって無茶したいと思うことはしょっちゅうなので身につまされた。

    0

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