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Posted by ブクログ 2023年10月18日
明治維新、教育制度を西欧にキヤッチアップさせる国策。
伊藤博文は、①憲法②教育が国家の背骨。
東京帝国大学を先行させるが、問題は国全体のシステム。
帝国大学からのアプローチと、初等・中等教育の充実が噛み合わない。日本語と外国語のギャップ。予科3年の負担。
大学制度の拡充が鍵。帝国大学だけでは財政負担...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月29日
藩校や寺子屋から、東京大学や各地の帝国大学へかわっていったのか。
私塾がどのように大学に変わったのかわかる。
発足当初は明確な理念、富国強兵、殖産興業を旗印に国づくりに必要な人材を育成する、欧米に頼る人材を国内に輩出することを目的として大学は設置された。
その後制度が整備される反面、各大学の個性...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月16日
通常の教科書ではほんの数行で済ませる過程を長編小説のように描いた大学制度のドラマ。
大正7年に大学令が発布され、帝国大学以外の官公私立大学の設置が認められるまでが、上巻と下巻で書かれている。
大日本帝国の財源が乏しい中、急速に高等教育制度を奇跡的に整備できたことが、臨場感を持って味わえる。
最初...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月17日
東京大学が帝国大学になり、また東京帝国大学になっていった背景でなぜ変遷を辿ったのか、その中で、教育とは?大学とは?で英米仏独など各国の大学を参考にしようとした背景・・・興味深いものがあります。そして明治時代の帝国大学の士族・平民別の学生構成割合などは当たり前でしょうが、士族が多いということに改めて新...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月01日
[ 内容 ]
日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。
本書は、その黎明期のダイナミックな展開を二巻にわたって、つぶさに描くものである。
上巻では、明治一〇年の「東京大学」の設立と一九年の帝国大学誕生の成立から説き起こす。
その後、帝国大学が自己変革していくさまと、帝国大学に対するか...続きを読む
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