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Posted by ブクログ 2023年10月07日
人間らしさとは何か。近年流行し始めた生成AIを見ていると、自然言語であたかも誰か人が質問に回答してくれる様に勘違いするレベルまで来ているのに驚き以上に恐怖も感じる。いつか人間は要らなくなってしまうのではないか、仕事は全て無くなるのではないか、人という存在の価値や意味がよくわからなくなってくる。とは言...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月10日
言葉というのは、最大の発明であるが厄介でもあって、心に宿る事象を我々はいまだ完璧に言葉で共有できていないし、ズバリと言い表していないのかもしれない…。脳の研究を進め、仮に人の能力をEnhanceしていく上では、感情と言葉の一致は避けて通れないようですね。そこを見落とした時に、ロボトミーのような誤った...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月09日
[ 内容 ]
脳研究によって、心の動きがわかるようになるのか。
そもそも脳イコール心と言えるのか。
脳を調べることで心の状態を読むことは可能か。
人間の行動は脳によって決定され、自由などは幻想に過ぎないのか。
脳研究が医療や教育、犯罪捜査、裁判などに応用されることは、どのような社会的インパクトを持ち...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月07日
脳科学が進むにつれ、哲学や経済学、マーケティングや美術など、思いもよらなかった分野との融合が起こっている。本書の内容は、哲学者から見た脳科学で、題名にもあるように、脳科学を実社会に応用する際の倫理について述べることが一つの柱になっている。それとは別に、この人が考えているフレームワークともいうべき「拡...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月20日
言葉や感情を成り立たせているのは社会か、それとも個人か、というあたりは脳科学とはあまり関係ないような気がしてならない。
あらゆる問題の根源を自身の内面に求める心理主義化に陥ってるという指摘は妥当だが、世の中はその後「脳科学化」に陥ってるともいえなくもない。
章が進むにつれて脳科学とは離れていくの...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
第2章より。
<1>〜19世紀中
・ヒポクラテス…心は脳にある
・アリストテレス…心は心臓に
・魂は全身の感覚器に散在…ロッツェ、ルイス(19C)
<2>〜19世紀末
1 相互作用説:心身をそれぞれ独立した実体としたうえで因果関係あり、と考える…デカルト:「心の座は脳である」
2 平行論:心身間に対...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月09日
著者は立教大学教育学部教授の哲学者。メルロ・ポンティなどの本を書いている方のようです。2008年初版。本書の副題は”哲学・倫理学からの批判的検討”とのことで、哲学者から見た最近の脳科学に対する見解、といったところでしょうか。最近の脳科学に関する動向がうまくサマライズされているので、脳科学入門として読...続きを読む
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