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多様な問題を集団で話し合う力を育てる「こども哲学」。実践している著者が、その理論や歴史から、具体的な進め方までを実例をもとに紹介する。各教科ごとのやり方、能力の評価方法も収録。
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これからの時代に必要!
おそらく対話というのは、大人もあまりしないのではないだろうか。これからの時代、対話が日常化され、知識で結ばれる人間関係が広がる社会となれば、日本はもう一度、大きな発展を遂げる国へと成長するでしょう。その具体的な方法が書かれた素晴らしい本でした。
Posted by ブクログ
哲学的対話によって考えるとはどういうことかを学ぶ意義、方法、実践が手にとるように理解できた。 批判的思考は判断力を 創造的思考は問を深め新たな段階に進め ケア的思考は気遣いをもって主題を考える 対話を通して真に思考する「訓練」をすることになる。 これらを体験した子供は幸せだ。大人にこそこの思考の深め...続きを読む方を練習する必要があると思う。
哲学という言葉が持つ難しさか。「とことん考える」くらいで捉える。子供は探究するエネルギーが豊かなので,探究の一手段として考える,対話するのスキルを持つと,一段と深い探究ができるだろう。学ぶことが覚えるだけに焦点化されやすいので,考えることや説明することも学ぶことの一つとする見方が大人側でいる。大人の...続きを読む方が「とことん考える」ことができない(めんどくさい)ことも多い。時間をかけて深く捉えることの価値が見えない世の中か。同じ程度のものなら早い安いが選ばれる。それは本当に同じ程度なのか。早い安いがダメと決めつけるのはおかしい。こういった問いと思考を楽しむ(面白がる)のは文化の影響が大きいのかなぁ。
小中高生が授業の中で哲学をテーマに議論する際の教師の指導法、という内容だったので、個人的には思っていたのと違う内容にガッカリでした。 しかし、内容そのものは過去の実践の記録もあったりして、現場での実用性に重きを置いた内容なので、子を持つ親としては、このような授業や先生が増えてくれることに期待したい。
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「こども哲学」で対話力と思考力を育てる
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