問う方法・考える方法 ――「探究型の学習」のために

問う方法・考える方法 ――「探究型の学習」のために

ビジネス・実用
968円 (税込)

4pt

4.1

私たちは自分の人生の中で出会うさまざまな課題を、見つけ、調べて、解決することが求められる時代に生きている。日常の関心を一歩前に進め、「対話」を通じて学びを広げよう。生徒と教師に向けた「探究型の学習」のためのテキスト。

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問う方法・考える方法 ――「探究型の学習」のために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    探索学習の教室を想定した本であると思うが、「探索的に学ぶとはどういうことか」、探索的かつ論理的思考のプロセスをとことん丁寧にかみ砕いて書かれており、実務家としても学ぶことが多かった。数多く出ている研究や論文の入門書より優れて分かりやすく、たとえば社会人でこれから大学院入学を検討している人にも「研究とは」の初歩を知るに十分な内容であると思う。

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    高校の総合的な探究の時間向けの教科書となる本であるが、大学生でも通用し、かえって大学1年生向けの教科書として優れているのかもしれない。
     議論の仕方だけでなく、論文の書き方まで懇切丁寧に書かれているので、卒論執筆にも役立つのかもしれない。

    0
    2022年08月17日

    Posted by ブクログ

    VUCAの時代を生きていく私たちは、生涯、知的に探究を続けていくことが大事になってきている。だからこそ、何をどのような価値や方向性に基づいて学び、それを何に活かそうとしていくかという「学びの履歴」が「学歴」として問われていく時代になるのだ。そんな中、学校教育で大事にすべきことは何なのか、どうしたら著者の考えを実践におとしこめるのかをぐるぐる考えながら読んだ。

    少なくとも、「学校」という狭い世界に閉じないこと、そして、「対話」によって、集団(共同体)を作ることを通して、さまざまな他者とつながっていけるようにすること、その中で、どうよい関係を築いていけるか、その価値や意義を学べる場所としてあることが求められていることがわかる。

    そのためにも「探究」は「探究の共同体」をつくり、グループでおこなうことの重要さが説かれていた。たしかに、社会生活は、ほとんどが共同作業。個人でのパフォーマンスだけでうまくいくこと、発展することは少ない。それよりも、自分の持ち味や役割を見つけること、自分にない他者の良さを活かせるようになることのほうが、より良いものに辿り着く可能性が増える。でも、そのためには、「学ぶ意欲と動機をずっと持ち続けられる」人を育てることが必要不可欠だ。そして、それがいちばん難しい。

    問いや仮説を何度も立て直し、実証を繰り返すことが、探究型の学習のメリット、たしかにそのとおり。でも、それは、その失敗の連続でも、それがプラスになることを経験的に知っているから耐えられる?続けられる?ことだ。それをまだ知らない人たちにどうそのモチベーションを保たせ続けられるかは考えどころ。こう考えてしまうところが探究型の学習の意味をわかりきれないからなのかもしれないと思いつつ…。

    探究と教科教育をどう結び付けられるか、現実の社会・世界と教科教育をどうつなげられるか。教科教育に探究の要素をどう有機的に取り入れられるか…まだまだわからない。けれど、まずは、「質問する力」をつけることがとっかかりになりそうな気がした。

    そして、よい議論をするために必要な3つの思考の仕方の中で出てきた「ケアする思考」という視点がとても重要になってくるなぁと心に留めておきたい。「これから考えていこうとする対象やテーマや問いを大切に想い、それをめぐる考えや発送を育てていこうとする態度」「探究に対して責任を持ち、それを発展させていこうとする慈しむ態度」のこと。

    ここ数年、手元に置いておきたい1冊となりそう。

    0
    2021年05月03日

    Posted by ブクログ

    知識を暗記して詰め込むのではなく、探究という対話を通じた方法で学習を行なっていく。この学び方ができるこれからの高校生や中学生が羨ましいと感じた。自分で考える力が身についていないと大人になってから何度も何度も気付かされることがあり、探究という学習方法を青年期に身につけておけば、自分で思考する癖が身につくと思うからだ。「あなたはどう思いますか?」この質問に対して、知識を詰め込んだだけの勉強では太刀打ちできない。

    対話を通じて多くの意見に触れることで様々な視点から物事を捉えられるようになり、自身の持った意見が論理的であるかどうかを振り返る。そしてより良い主張となるようにブラッシュアップしていく。この過程において思考力は身についていくのだろう。

    この本を読んで、もう一度大学に入り直したいと感じた。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    [読書]4 問う方法・考える方法 河野哲也(2021)
    第一章 「探究」とは何か
    第二章 探究的な学びとは何か
    第三章 探究方の授業と哲学対話
    第四章 文献収集と読み解き方
    第五章 プレゼンテーションの仕方
    第六章 レポートの書き方

    今週末の読書会の課題図書。来年度から高校で始まる「総合的な探究の時間」を見据えて学習者のために探究について概要と方法が書かれています。大学生の時に読んでたらレポートの取り組み方が違っただろうなぁ笑

     学習者である自分としては、「よい教育とはどんなものであるか」「今の子どもたちとどうか変わっていくべきか」探究していきたいなぁと思ったときに、どのようなプロセス、まとめ方をしたらいいかがわかりました。
     小学校教員としては、高校や大学で探究的な学習をしていく上で土台となる「考えるのか楽しいということ」「考えを伝え合う素地」をどう学んでいけるかを考えるきっかけになりました。
    ら
    週末の読書会が楽しみでやんす

    0
    2021年07月08日

    Posted by ブクログ

    高校教育では、総合的な学習の時間が総合的な探究の時間に変わる。探究的な学習を進めるに当たって、哲学対話のやり方、文献の探し方、プレゼンテーションの仕方、レポートの書き方を詳しく説明している。小学校の総合的な学習の時間にも役立つ。

    0
    2022年01月10日

    Posted by ブクログ

    このような状況下で、中身を見ずに購入したのだけど。『問う方法•考える方法』というタイトルに見合った内容なのかなー。ちょっとモゴモゴ。

    前半はわかりやすく「探究」の目的や、子どもたちに身につけて欲しい力について書かれている。
    教科横断をしながら、自分や自分を取り巻く社会のことを、当事者として考えていくためには。

    気になるのは、後半が文献収集やプレゼンテーションの仕方にボリュームが割かれているところ。
    でも、この部分はこの本でなくとも載っている。
    個人的には、もっと「問い」や「考えること」の面白さ、在り方の部分に踏み込んで欲しかった。

    0
    2021年05月13日

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