母アンナの子連れ従軍記

母アンナの子連れ従軍記

594円 (税込)

2pt

4.0

あの“肝っ玉おっ母”が新訳で生まれ変わった! 十七世紀、三十年戦争下のドイツ。父親の違う三人の子供を抱えながら、軍隊に従って幌車を引き、戦場で抜け目なく生計を立てる女商人アンナ。度胸と愛嬌で戦争を生きぬく母の賢さ、強さ、そして愚かさを生き生きと描いた、劇作家ブレヒトの代表作を待望の新訳で贈る。キャリアウーマンでシングルマザーで女盛り、母アンナはこんなにも魅力的だった!

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母アンナの子連れ従軍記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年12月15日

    肝っ玉おっ母とその子どもたち。
    最後のカトリンの姿に息がつまる想い。
    シェイクスピアと並ぶ素晴らしい劇作家ブレヒトの作品。

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月27日

    巧いね、やっぱ。キャラ、ストーリー、台詞回し。どれも上々。
    母の身を案じて太鼓を叩き続けるカトリン。生活の支えであり思い出の詰まった家でもある、幌車を壊されそうになり絶望的な呻き声をあげながらも太鼓を叩くのやめないカトリン。そして家族全員を喪ったアンナは幌車を引きまた戦争について行く。
    賢さというか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

     1939年作。「三文オペラ」より10年ほど後に書かれた、ブレヒトの代表作ということらしい。かつて『肝っ玉おっ母とその子どもたち』という和訳タイトルであったものの新訳。
     舞台は17世紀の三十年戦争(宗教戦争)。父親のそれぞれ違う3人の子どものいる母親アンナは、商いをしながら戦場をさまよう。
     読み...続きを読む

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