集中講義!アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険

集中講義!アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険

838円 (税込)

4pt

リベラリズムが分かれば現代が分かる。
初の入門書!

社会全体の「平等」と個人の「自由」をどう両立させるか。自由をめぐる現代的課題を解き明かす上で欠かせないのがアメリカ発のリベラリズム。ロールズからローティ、ネオコン思想まで。主要理論を時代背景とともに明快に解説し、日本をはじめ現代の思想状況にリベラリズムが与えた影響をさぐる。

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集中講義!アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月08日

    本書は、アメリカ現代思想を、ジョン・ロールズの1971年の「正義論」により打ち立てられたリベラルな政治哲学を中心にして、アメリカの政治状況と絡みつつ、各思想家、哲学者が、どのような必要にかられて自分の思想、哲学を構築していったのか、歴史的に述べている。そして、アメリカの哲学がいつのまにか、伝統的なフ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    アメリカの哲学の今がどういう風になっているのか見通すことが出来る。おおよそを見渡すのにはいい一冊。ここから細かいところへ入っていくいい入門書になっていると思う。

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    Posted by ブクログ 2015年01月28日

    第二次世界大戦前後から9.11以降の現在に至るアメリカの政治思想の歴史を、その時々の政治的状況を顧みながら概観する。「アメリカ現代思想」と言っても、アメリカに拠点を移したヨーロッパや非西欧圏出身の思想家なども含まれるので、本書がカバーする範囲は広い。

    第一講ではロールズ以前のアメリカの思想状況とし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月28日

    この本を一読すると他の米国政治哲学系の本を読む際に見通しが良くなります。また、ロールズ以前、米国の政治哲学関係者が抱えていた危機感などにも丁寧な解説がなされています。おすすめです。

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    Posted by ブクログ 2012年06月03日

    現在の宗教を考える上で、特にアメリカにおいては政治を考えなければならなくなっている(そしてその逆も然りである)。ということで何か政治哲学に関する入門書をと思い、手を出したのがこの本である。

    僕の政治哲学に関する知識はほんのりハーバーマスやテイラーについて知っている程度であった。その程度の知識しかな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月02日

    ポストモダンの残滓の中で大学生活をおくり、思想や哲学も一通り出尽くした後で、もはや「倫理学」しか残されていないのかな~と妙に達観してた(させられた)往時だったけど、
    ほぼ眼中になかったアメリカに、新しい思想潮流が生じていて、それが今やメインストリームにまでなっているとは・・・まったくもって知りません...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月27日

    リベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムの対立を中心に、アメリカの政治思想を分かりやすく紹介している本です。

    上記の3つの立場だけでなく、ポストモダン左派の文化闘争や、『アメリカン・マインドの終焉』のアラン・ブルーム、「文明の衝突」のハンティントンや『歴史の終わり』のフランシス・フクヤ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月04日

    アメリカの民主党と共和党は思想的にどう違うのか?
    保守、革新、右派、左派、民主主義、自由主義…政治関係のニュースに限らず、日常会話にも出てくるこれらの言葉を、私は今まで適当に使ってきた。しかしISILや集団的自衛権など、日本は安全だからと悠長なことを言ってられない状況になり、自分の考えをちゃんと整理...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月17日

    一時期流行した、サンデルの正義について等を、アメリカの現代思想の流れの中で追いたかったので読んでみた。

    序章によると、思想のアメリカ化の流れは、①ポストモダンの流れ、②分析哲学の流れ、③リベラリズムの流れがあるそうだが、本書は③のみを扱っている。

    内容としては、保守主義とリベラルの対立軸の中で、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月18日

    リベラリズムを取り巻く哲学の議論について広く知ることができるが,門外漢の自分としてはかなり難しく,なかなか読み進められなかった.

    試金石となる何か一つ詳しい思想・哲学があれば,より鮮やかに全体像の把握もできたかもしれない.

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