天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書)

990円 (税込)

4pt

公布から80年、今こそ日本国憲法を本気で考える。憲法をめぐって紡がれた物語は、国民に浸透しつつも、第二次安倍政権下で危機に直面する。その時、立ちはだかったのは意外な“存在”だった――。「天皇への敗北」はなぜ起きたのか? その理由を、30年前に物議を醸した「敗戦後論」、昭和の憲法学者と文人の抵抗、戦争責任まで遡って探る。戦後憲法学の試みを近代文学に準え、複雑に絡み合う「天皇・憲法・戦後」の核心に迫る。

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天皇への敗北―シリーズ哲学講話―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まーじでいま読まれるべき本。

    憲法一条で規定された天皇は、憲法の存在が脅かされるときに護憲的な役割を果たすという機能が内在されていた。天皇制はもちろん令和のいまリベラルな価値観では到底許容してはならない「飛び地」である…にもかかわらず第二次安倍政権での安保法案改正・あるいはそもそも超民主主義的なふ

    0
    2026年06月17日

    Posted by ブクログ

    ・民主主義と立憲主義の緊張関係
    ・民主主義のみではだめp56
    ・P68 天皇への敗北
     天皇による護憲的立場に頼ってしまっている
     (天皇はそもそも憲法に内蔵されている仕組み)
     安倍政権時 憲法秩序が危機を迎えた際、
     民主主義的な手段での対抗はほとんど力を持たなかった

    →メモ:天皇は家父長制の

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    タイトルこそ天皇だけど、語られる大半は憲法と文学。作者自身は哲学者なので自説を滔々と語るのではなく、感じたことを発言していくスタイルが信頼できるとともに読みやすい。読み終えて日本人はそろそろ天皇から卒業・自立しないといけないのではと改めて思いました。

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    大好きな國分功一郎さんの新刊
    もちろん読ーーーむ!

    しかし最近わいは保守派への転向を明言してるのだが、よく考えたら國分功一郎さんもゴリゴリのリベラルなんよな
    ゴリゴリのリベラルの人を大好きと言ってしまう保守派ってなんやねん!っていうね

    まぁ、いいじゃないか
    あっちにふらふらこっちにふらふらでもい

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    途中で読んでる本がなくなるってのはあるんだけどこの本なくなった。暇と退屈のから入った私というか、みんなだいたいそうだと思うけど、からするとまあ軽くはない話題だよね。まあテキストに対する考察と言えるかもしれん。途中でなくなったのでまあ読まれなかった手紙的なことなのか?違
    僕のキリスト教に対しての興味は

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    コラムの亡命の箇所、2026年の最低最悪の衆議院選挙の話かと思ったら12年前の選挙だった。不意打ちの解散によって争点もハッキリしないままに自民党が票を集めるのは10年以上前も今も一緒だったらしい。

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    安保法制や憲法改正を掲げ日本中に大きな議論を巻き起こした第二次安倍政権。そんな政権から日本国憲法を守るためには、結局天皇の一言に頼るしかなかった。保守は憲法改正を断念せざるを得ず、当初は反天皇制であったはずのリベラルもそんな天皇を利用するしかなかった。立憲民主国家において日本国民の力で守るべき憲法も

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    戦後の憲法学は、日本国民が自ら憲法の価値を理解し、自らの手でこの価値を担うようになること、つまり憲法に対する成熟した態度を養うことを目指してきた。しかし、第二次安倍政権下で憲法が危機に瀕した際に、国民は自らの手で憲法を守ることができず、天皇に頼ってしまった。このことを著者は「天皇への敗北」と表現して

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    難しかったです。
    気付きとしては、私なりに言語化する。
    誤読してたらすいません。
    憲法では、立憲主義と民主主義のバランスを取れることが、日本国民に求められている。民主主義に偏り過ぎ、戦争への兆しが見えた時、立憲主義へ大きく寄せたのが天皇だと見た。結果的には、天皇に頼ってしまって、日本国民は成熟できて

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    國分功一郎の『天皇への敗北』を読んだ。わりとまともにこの国の民主主義と立憲主義の安倍以降の危機、中野重治、江藤淳、加藤典洋、天皇の戦争責任…などに関しての、著者の批評的整理が記してある。誰にでも読めるし、おそらく内容も理解しやすく書かれている。
    内容の議論には正直なところ新鮮味やユニークさは無く、個

    0
    2026年06月07日

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