大手部品メーカーに勤務する野島は、パーティで、同僚の若い女性の結婚話を耳にし、動揺を隠せなかった。なぜなら当の女性とは、野島が不倫を続けている恵理だったからだ…。心のもどかしさを描く珠玉小説集。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2013年07月09日
紙の本の発売
2004年04月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

不自由な心

Posted by ブクログ 2014年08月25日

「いくら真面目で一生懸命に生きてみたところでたしかにそれきりでは、ただの自分勝手、ひとりよがりでしかあるまい。『一人きり』とは、他人に対する思いやりや慈しみをどんどん喪失してゆく、単にわがままで貧しい行為にすぎないのではないか」

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不自由な心

Posted by ブクログ 2013年10月01日

内容がいいかというとどうかという感じなんだけど、とにかく情報量が多くて、読むことの悦びを感じる。
電車が終点に着いたのに気づかず、折り返してしまいそうになったくらいに、没頭できた。

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不自由な心

Posted by ブクログ 2008年08月20日

出会ったものはしかたがない。
堕ちたものはしかたがない。
では許されない環境なんだが。
それ故、待ち受けてるのは苦しみばかり。
それでも、堕ちていくんでしょうな。

タイトルの妙。

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不自由な心

Posted by ブクログ 2007年10月31日

短編集。
みんな勝手なこと言いやがって。
だってどうしようもないじゃん、て感じ?
少し悲しくて最後はうなずく。

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不自由な心

Posted by ブクログ 2016年07月17日

重すぎず、軽すぎず。劇的なストーリーではないけど、人の格好悪さも含めて、極めて現実的なので、「人ってこんなもんだよなぁ」と思わせる。あとがきで、「実は、こうした誰しもが持つ自分自身の生きている姿そのものへのある種の肯定にこそ小説の基盤がある」と言っている作者の姿勢が、一貫して表出している(談志みたい...続きを読む

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不自由な心

Posted by ブクログ 2013年06月18日

現実的なストーリー背景を持つ作品を書く作家さんの作品を読みたい、そう思い読み始めた本作。
本作の根底に流れているのは

“「死」を眼前にしたとき、ヒトはどう変わるのか?”

というテーマだと思う。
『夢の空』では極限の状況下に陥らなければヒトは自分の本音に気づけないということ
表題作である『不自由な...続きを読む

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不自由な心

Posted by ブクログ 2011年03月08日

究極の男性像の描写。男の「性」の追求。真面目な顔して会議で発言するおっさんも美人の女子社員を前にすると理屈抜きに本性が露わになってしまう。男って何て単純で不完全なんだろう。どんなに年齢を重ねても「自我」が確立されない。露わにならない。

女性の視点から見ると本書で描かれてる男性像は到底理解し難いもの...続きを読む

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不自由な心

Posted by ブクログ 2011年02月06日

短編というにはタップリ感のある短編集。
何かがきた。
テーマは恋愛小説かもしれないが何か違う気がする。
この世に生まれてきた全員が間違いなく経験する死というものに対して、何故ここまで恐怖に感じ恐れおののかなくてはならないのかという問いかけのような気がした。
実は途中で気がついたのだけど、この作品は2...続きを読む

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不自由な心

Posted by ブクログ 2010年09月05日

やはし、この作家さんは好きだ。他の人が書いたらありえんと、嫌悪しそうな登場人物(エリート会社員ばかりで、容姿もよく愛人に困らない人たち)と出来事(癌、事故、自虐など死につながるもの)なんだけど、なんだろう・・・ぐいぐいくる。

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不自由な心

Posted by ブクログ 2007年08月03日

05年3月。5つの短編集。
この本を女性が薦めてくれた不思議さ。男の気持ちがわかってくれたかな。
ぼくは自分の人生を考えてしまった。
ぼくにとって貴重な物語をありがとう。


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