伊豆の踊子
作者名 :

1巻配信中

価格 432円 (税込)

旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かける。途中、旅芸人の一団と出会い、そのなかの踊子に、心をひかれてゆく。清純無垢な踊子への想いをつのらせ、孤児意識の強い主人公の心がほぐれるさまは、清冽さが漂う美しい青春の一瞬……。ほかに『禽獣』など3編を収録。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年06月14日
コンテンツ形式
XMDF
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

伊豆の踊子

Posted by ブクログ 2018年07月22日

二十歳の一高生の私は、自分の性質が孤児根性で歪んでいると思い悩み、その息苦しさから逃れるため伊豆へ旅に出た。そこで旅芸人の一行に出会い、その中の十七くらいに見える踊子の薫(大人っぽく装っているが実際は十四)に好意を持ち、一行の行先を先読みして後を追いかける(今の時代ならストーカーだ)。私と一行は道中...続きを読む

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伊豆の踊子

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月24日

この上なく清々しい気持ちを読み終わってみて感じた。

踊子の存在、それを取り巻く人たちの中で生まれている何か。そういった踊子の何かが、周りの人たちを優しくする。明るくする。素直にする。

こういった経験が私たちはあるから同調し、心動かされ、清々しさより強く感じられるのだろう。捨てたもんじゃない世の中...続きを読む

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伊豆の踊子

Posted by ブクログ 2017年02月03日

読んでいて内容がすごく分かる!っていう感じではないんですが、とっても美しい小説でした。

1番気に入ったのは叙情歌です。
川端康成氏自身も、最も愛している作品の1つでもあるらしく、すごい綺麗だなと感じました。

伊豆の踊子は、なんか私まできゅんというかドキドキしてしまいました(笑)

本当に美しいの...続きを読む

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伊豆の踊子

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年01月29日

主人公と踊子の刹那の恋。
孤独と憂鬱の旅先に咲いた恋の萌芽は、哀歓を纏いやがて遠景の慕情となる。

無垢な純朴さと清廉性を内包する踊子の処女性は、触れた者の心を奪う。

会心の名作。

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伊豆の踊子

Posted by ブクログ 2015年11月05日

どれも非常に綺麗な作品だった。「伊豆の踊り子」では有名なシーンで、無邪気な踊り子の姿が脳裏に焼きつくような印象を受けた。有名にもなるわけだと思った。単純ながらそのような情景を描き出せる筆致に感服。叙情詩、禽獣も好きだったが特に禽獣の表現する哀しさに心惹かれた。主人公の禽獣との接し方を通じて、人間の、...続きを読む

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伊豆の踊子

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月19日

著名な作品ということで、本書を手にとった。本書は、孤児として育った主人公の学生「私」が道中で会った旅芸人に恋をする物語である。本書では、芸人が世間から蔑まれていることや女が先に食事に手をつけては汚いなど当時の職業差別や男尊女卑の時代背景が伺えた。その中でも、誰とでも分け隔てなく接する「私」に芸人達は...続きを読む

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伊豆の踊子

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月21日

20180329
たまにはこういうのもいいかなぁと。短編集なので読みやすい。

大正以前の人が書いてる本って情景を表現する語彙の数が星の数ほどあって文章から想像できるイメージが全く違ってくるよなぁ。

名作における娼婦の登場率異常では?文豪ぜったいエロオヤジばっかだろ。
踊り子は娼婦ではないですが。

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伊豆の踊子

Posted by ブクログ 2017年01月28日

メインである伊豆の踊子よりも、最後の二篇である抒情歌と禽獣の方が心惹かれた。深い愛情で溢れた抒情歌を読んだ後に禽獣の冷徹さが心にしみて、ぞくっとした。いずれも生と死のことを取り上げているのに、こんなにも色が変わって、なおも文章は変わらずため息が出るほど美しい。

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伊豆の踊子

Posted by ブクログ 2016年09月19日

個人的には知名度抜群の「伊豆の踊子」よりも、2本目の「温泉宿」の方が心に響いた。華やかさと、芸者独特のあの哀愁がうまく表現されている点で、敬愛する溝口健二の映画に、雰囲気がそっくりな作品がある。けど名前は忘れた。

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伊豆の踊子

Posted by ブクログ 2016年07月19日

世界の小説を読む第19冊目日本
「伊豆の踊り子」川端康成
初川端康成。かなり肩肘張りながら臨んだが、意外と読み易く、純粋に内容を受け留められた。「伊豆の踊り子」ーどうにもならない孤児根性を治すため、伊豆へ自戒の旅に出た主人公。そこで出会った旅芸人一行、特に14歳の踊り子の屈託のないあどけなさに徐々に...続きを読む

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