囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理

囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理

小説・文芸
2,475円 (税込)

12pt

怪異民俗学研究室の瞳星愛のもとに、後輩の百古里民恵から奇妙な相談が舞い込む。姉の婚礼に、代わりに出てほしいというのだ。しかも、姉はこの世を去っているのだという。相棒の天弓馬人に相談する愛だったが……。

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囁く逆婿 怪民研に於ける記録と推理 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     死んだ人間と恋人の生き人形による「霊婚」儀礼を行う一族、由来とされる凄惨な殺人事件、それから祀られるようになった『逆婿様』とそれを祀る『身代わり堂』で起きた不可解な死、一族を襲う戦慄必至の大量殺人などホラー×ミステリーの魅力が満載で、シリーズの持ち味の多重推理と意外な犯人、動機に驚かされた。

    0
    2026年10月22日

    Posted by ブクログ

    三津田先生、作家生活25周年おめでとうございます。好きなシリーズの新刊が読めて嬉しい。
    冥婚がテーマ。
    死後、幸せになるために結婚させるってところにある意味時代を感じる。
    最近ネットで等身大の人形と結婚する人を見て、とても幸せそうに感じたけれど、のめり込みすぎると色々大変なのかもしれないと感じるラストでした。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    愛は大学の後輩である百古里(すがり)民恵から、実家で行われる姉の婚姻儀礼に自分の代理で参加して欲しいと頼まれる。その姉というのがすでに故人であり、死者の婚姻である『霊婚』が執り行われるというのである。
    その百古里家の霊婚儀礼で惨事が起こり、愛も恐怖の一夜を過ごすことになる。

    中国や台湾でよく聞く冥婚をベースにした本作。その儀式の中で起こった事件の謎に加えて、過去の姉、美々子の不可解な死に関する謎を解明するため愛は奔走する。
    シリーズお約束の二転三転推理によって導き出された犯人の動機が予想外すぎる…そして不気味な謎を残した幕切れ。ホラーとミステリーがどっちもおいしい。



    それにしても、愛が意外と学内でモテているという話、死相学探偵シリーズでの愛染さまの話はあながち嘘ではなかったということだね(笑

    0
    2026年10月21日

    Posted by ブクログ

    民俗学の題材に物語が繰り広げられる怪民研シリーズの最新作、友人から亡くなった姉の婚礼に出て欲しいと依頼され…

    ■あらすじ
    怪異民俗学研究室に通う大学生・瞳星愛のもとに、友人から怪しげな相談が舞い込む。実家で執り行われる婚礼の儀式に、自分の代わりに出席してほしいというものだ。待ち受けていたのは、冥婚と呼ばれる異様な風習と、旧家に渦巻く複雑な人間関係だった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    三津田信三先生の怪民研シリーズの最新作、本作もホラーとミステリーの融合バランスが素晴らしい。

    いつものとおり民俗学の題材に物語が繰り広げられる、今回は「冥婚」ですね。亡くなった人が結婚するという風習で、中国や台湾ではたまにきく信仰。実は日本にもあるらしく、一度テレビで見たことがあります。この宗教的、民俗的な儀礼の背景には深いものがあるようで、それを読むだけでも勉強になります。

    ストーリーとしては瞳星愛が友人の姉の婚礼儀式のために実家を訪れ、恐ろしい事件に見舞われる。村の人々や刑事と捜査を進めるのだが、愛憎だらけの人間関係や過去の残虐な事件も関連してくるというもの。

    例によって恐怖の演出はプロの技ですよ、こわいこわい。しーずかな暗闇に誰かいる!みたいな描写がとにかくリアルで怖いんよ。現場にいるみたいな臨場感ですね。

    もちろんホラーだけでなくミステリーとしての品質も十分です。何だかよくわからない怪奇現象が次々出てくるんですが、最終的にはロジカルに解き明かされるという。今回も天弓による多重推理が圧巻ですね~、満足満足。

    個人的イチオシは動機ですね。究極的にはこうなってしまうのかと思うと、ある意味これが一番怖かったです。

    また登場キャラもいつもの調子、一般学生丸出しの瞳星愛と素人探偵の天弓馬人の変態感のミスマッチ度に安心しました。今回も怪民研シリーズ、楽しませていただきました。作家生活25周年とのこと、まだまだご活躍を期待しています。

    ■ぜっさん推しポイント
    序盤に旧家の歴史がひたすら描かれんですが、これがたまらなく好きですね~ やっぱミステリーで旧家大家族と言えば女系家族、圧倒的に屈服させる力を感じてしまうのです。ライバル家もいて、村人も地元警官にも影響力があって、当然どろどろした人間関係もある。そりゃ事件のひとつやふたつ起きるわっと言いたくなりますよね~ 楽しませていただきました!

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    いわゆる連続殺人が起こる村での怪奇と論理というより事件は少ないが死人が多い。
    その前に丁寧に描写されたことが謎解きに昇華される様はさすが

    3290冊
    今年189冊目

    0
    2026年07月30日

    Posted by ブクログ

    怪民研の第3シリーズ。

    シリーズと知らずいきなり第3巻を読んだからか、主人公 愛 ( 女子大生 )の先輩であり「名探偵」と呼ばれる天弓の人となり、性格も分からず、最後の推理もイヤミス?と思ってしまった。

    死者との結婚という「冥婚」とか「霊婚」と呼ばれる奇習。
    確かにおぞましいホラーであり、ミステリー。

    「怪民研に於ける記録と推理」というタイトルだからこんな感じなのかな。

    三津田信三さんの純粋な怪談が読みたいゴメンナサイ

    0
    2026年10月18日

    Posted by ブクログ

    怪民研のシリーズ3冊目。
    今回は冥婚の儀式に参加することになった主人公。亡くなった娘の絵と、昔付き合っていた男の生き人形の祝言の広間で、家人は皆殺しにされて。
    とそこまでは大変面白い、田舎の一族、因縁のある他家、歪な昔から続くという儀式やルールの数々、首がどんどん閉まっていく、徐々に熱くなるビーカーとカエルの話を思い出す。
    情報を整理するパートと推理パートが駆け足すぎて、放り出されたような印象さえある。前作の似非進化論もそうだけれど、この作者のミステリーらしくない動機の取り合わせが、別シリーズとしての面白さを出しているのかもしれない。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    また結婚式?と思ったけど古い習俗が残ってるのが結婚と葬式が多いからでしょうね。
    ホラー要素もあるし犯人?は行方不明になるしすっきりしないけど楽しめた。あと間取り図をください。
    三津田先生作家生活25周年おめでとうございます。これからも我々を震え上がらせてください。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きな三津田信三先生の新刊本!

    怪民研シリーズ3作品目

    今回はシリーズ作品の中でも怖いシーン満載!

    身代わり堂の話は強烈!
    霊婚儀礼の話で、バンバンって探すシーンはシンプルに怖すぎ!

    愛ちゃんよく気絶しないね。

    ラストのオチには鳥肌もの!

    後ろに誰かがついてくるのは絶対に嫌…絶対に振り向いてはいけないが気になってみちゃうよね。

    合理的な推理…そして…合理的に解決できない怪異…さすが三津田信三先生!

    今回もドキドキがとまらない。


    ぜひ〜

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怪民研シリーズ第三弾。今回は”冥婚”がモチーフ。田舎の旧家で執り行われる霊婚にやむを得ず参加するハメに…と始まり、やっぱり追いかけられホラーが入り、最後はミステリなようなホラーなような、といういつもの感じ。なんだかんだで一気読みする面白さなんですが、個人的にやっぱりしっかり解決つく方が好みかも、と今更なことを思いました。

    0
    2026年09月14日

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