無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
『利休にたずねよ』でおなじみの山本兼一氏の歴史小説。5本の短編小説が収録されており、主人公が信長の命を狙う点では共通しているが、基本的に独立した作品となっている。
男と女の機微が非常に巧みに描かれているが、どれも読みやすい。他の山本兼一作品も読まねばと感じた。
表題作は鷹を調教して信長を暗殺をもくろむ、なかなかぶっ飛んだ話だが、予想していなかった結末含め面白かった。
『下針』は遊女・綺羅の複雑な造形が良い。
『ふたつ玉』のクライマックスには鳥肌が立った。冒頭の何気ない会話が伏線になっているのが、とても良い。一番面白かったかも。
『安土の草』は他と比べると物足りないかな。でも棟梁である又右衛門は男気があって良かった。
『倶尸羅』は女性が主役。女性から見た信長が描かれている。
Posted by ブクログ
織田信長の暗殺に向かう人たちの恋多きオムニバス。
戦国を中心とした時代小説を得意とする山本さん、織田信長の暗殺に関わった男女を描く短編集です。山本さんといえばものづくりに魂を捧げる職人ものや、しっとりとして心温まる夫婦の描写が得意で、なんかこう、燃え上がるような恋というのは珍しい気もします。それだけにちょっと書き慣れていないというか。
ともあれ、様々な職種の人たちが様々な手法を使って信長に肉薄する暗殺もので、そのアプローチが山本さんらしくて、読んでいて楽しいです。これが「雷神の筒」とか「火天の城」とか「白鷹伝」に繋がっていてなかなかに憎らしい。山本さん好きとしてはけっこう楽しめた一冊でした。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
試し読み
小説・文芸
小説・文芸