無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
ドラマ化もされた「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズで人気の内藤了。
初の単行本はあの男の少年時代を描く「お屋敷」ホラー&ミステリ!
イギリス・ウェールズで少年ジョージが暮らす「タラニス屋敷」。「タラニス」とは「死の神」を意味するケルトの神だ。
夜遅く目覚めたジョージは家政婦のミツコに物語をねだる。彼女が、秘密の話ですよと「ゲッシュ」(ケルトの魔法の取り決め)を交わしながら語ったのは、屋敷に伝わる、メリッサという少女の物語だった。メリッサは、子どもを食べる死の神に生きたままかまどで燃やされたという。そのかまどがお屋敷の廃墟部分『死者の間』にある、近づいてはいけない――。けれども、一緒に話を聞いた兄のアルフレッドは、今度マムと戻ってくる赤ちゃんへの贈り物を探しに『死者の間』に行こうと言い出し……。
廃墟の秘密の扉を開けてしまったことで、夜な夜な現れるようになったメリッサの亡霊。そこに隠された真実と、ツェルニーン家の秘密とは。
やがて法医昆虫学者として日本を訪れることになる、ジョージ・クリストファー・ツェルニーン。
彼の少年時代に秘められた悲しく凄絶な物語。
装画=目黒ミロ
【電子版特典】内藤了 ウェールズ取材写真+ガイド
Posted by ブクログ 2022年11月06日
Twitter で、世間には、本を選ぶ時、作家名を気にしない人たちがいる事を知りました。
そして私は自分が無意識に、読む本を選ぶ際、誰が書いたものなのかを重視してきたことがわかりました。
作家名を気にせず、本を選んでみたいと思ったのです。
そうして選んだのがこの本でした。
読んでみて良かった。面白か...続きを読む
イギリス地方の古い話なのかな…と読んでいた。
外国の舞台設定だったので風景が想像し難かったが、直ぐに引き込まれた。シデムシ…そう聞いて藤堂比奈子に登場するジョージ?
シデムシには凄い性質があると初めて知りました。
Posted by ブクログ 2023年06月01日
猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズのスピンオフ。
法医昆虫学者のサー・ジョージの子供時代の話。
イギリスというかウェールズ地方の薄暗い雰囲気に終始どっかり包まれていて、なかなかに重い。途中、何だか実体のないあやふやな感覚に戸惑いながら読み進めていたのだが、終盤でなるほど、そういうことかと納得。当然...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月27日
2022/11/26
遂に内藤了もハードカバーだ!祭りだ!
と思ったけど内容は好みじゃない。
結局ズルくて弱い大人の愚かな行いに子供が犠牲になった現実の話。
犯人はお化けでしたよりはいいけど正体見たり枯れ尾花もな。
途中も夢中で読んだとかでもなく、早くオチにたどり着きたい一心で読んだしオチも枯れ尾花...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。