ミノタウロスの皿、ノスタル爺が好きで、何度でも読み返したいと思い購入しました。
元々目的だったそれらの作品はもちろん、それ以外にも好きな作品を数多く見つけることが出来ました。
既存の価値観を揺らがせるような作品が揃っています。
普段の連載作ではなかなか見れないダークな部分が全面に出ていて、読者の対象がしっかりと青年になっているのが分かります。
傾向としては、知名度の高い作品のほうがやっぱり印象に残りやすく、面白い気がします。語られるのはそれだけの力があるんです...続きを読む
欧州在住ですが、私の周りのベジタリアンの人の大半がこの理由でベジタリアンになっています。肉を食べるときに負の感情を感じてしまうので肉を食べなくなり、ベジタリアンになったようです。昔の本ですが色あせて見えないのはさすが。
Posted by ブクログ 2021年10月23日
藤子・F・不二雄大全集「SF・異色短編1」。
自分たちが常識と感じているものが、通じない世界になったらどうなるの?というテイストの作品。日常に潜み、少しずつ侵食している不穏さを描くテイストの作品。大きく分けるとこの二つの柱かな。
あと、行きすぎた思想というか、考え方についてのもあるか。
なんとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月25日
その、大東亜戦争終結の後、昨年まで天皇陛下は権威として崇め奉らねばならないと言ってゐた筈の大人が、人間だと言ひふらす様へ、興味深い目で冷静に観察してゐた凶悪なクソガキが、いろいろを相対化する。
なんとなく、タブーが付くと言ったらプライベートなものの方がパブリックなものより可能性高さうだなとか。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月03日
藤子・F・不二雄の「少し不思議な」短編作品集の第一弾です。個人的に好きなのは「ミノタウロスの皿」・「カイケツ小池さん」・「アチタが見える」「劇画・オバQ」・「ノスタル爺」「コロリころげた木の根っ子」・「間引き」。
「カイケツ小池さん」や「わが子・スーパーマン」あたりは発想が「21世紀少年」と同じで...続きを読む
※予約作品はカートに入りません