【感想・ネタバレ】藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1のレビュー

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大満足です。

2022年09月10日

ミノタウロスの皿、ノスタル爺が好きで、何度でも読み返したいと思い購入しました。
元々目的だったそれらの作品はもちろん、それ以外にも好きな作品を数多く見つけることが出来ました。

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まさに異色

2022年04月06日

藤子不二雄F先生の異色の短編集があると聞いて購入しましたがこんなに常識を破った作品だったとは‼️とても面白かったです‼️

#ドロドロ #怖い #ダーク

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名作ぞろい

2022年09月30日

既存の価値観を揺らがせるような作品が揃っています。
普段の連載作ではなかなか見れないダークな部分が全面に出ていて、読者の対象がしっかりと青年になっているのが分かります。


傾向としては、知名度の高い作品のほうがやっぱり印象に残りやすく、面白い気がします。語られるのはそれだけの力があるんです...続きを読むね。

#怖い #深い #ダーク

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2022年01月07日

ミノタウロスの皿は衝撃的でした。人間と牛の立場が逆転した場所で何の疑問もなく食べられしまう。いろいろと考えさせられました。

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さすが

2021年11月06日

欧州在住ですが、私の周りのベジタリアンの人の大半がこの理由でベジタリアンになっています。肉を食べるときに負の感情を感じてしまうので肉を食べなくなり、ベジタリアンになったようです。昔の本ですが色あせて見えないのはさすが。

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Posted by ブクログ 2021年10月23日

藤子・F・不二雄大全集「SF・異色短編1」。

自分たちが常識と感じているものが、通じない世界になったらどうなるの?というテイストの作品。日常に潜み、少しずつ侵食している不穏さを描くテイストの作品。大きく分けるとこの二つの柱かな。
あと、行きすぎた思想というか、考え方についてのもあるか。

なんとい...続きを読むうか、終末観というか、救いのない話が多いような。「定年退食」「間引き」がそれ。
「ノスタル爺」は救いがありそうな感じはするけど、ループから抜け出せるという可能性が見えているだけで、悲しみの話なんだよなぁ。

爽快感はないね。だからこその異色短編なんでしょうけども。

解説でSFの黄金時代はいつか?という問いに対して12才だ、という答えが紹介されています。12才か。子供と大人の間で、どちらの感情に対しても反応できる年齢だからかな。子供心から抜け出しつつあるけど、その楽しみを忘れてなく、大人心に憧れ背伸びして経験したがるけど、不潔さを感じることのできる年齢か。
現在では、子供心の部分だけがクローズアップされて、中二病なんて揶揄されてしまいますが、素敵な年代だと思います。
12才。子供心にも大人心にも、素直に反応できる稀有な時期。二度と訪れない時期だから、黄金時代というのでしょう。

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Posted by ブクログ 2021年04月04日

大人になって読むと、考えさせられる。著者なりの、人間の価値観に対する風刺的な表現や問題提起に触れることで、考え方のバリエーションを豊かにしてもらった感覚がする。

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Posted by ブクログ 2018年02月25日

その、大東亜戦争終結の後、昨年まで天皇陛下は権威として崇め奉らねばならないと言ってゐた筈の大人が、人間だと言ひふらす様へ、興味深い目で冷静に観察してゐた凶悪なクソガキが、いろいろを相対化する。
 なんとなく、タブーが付くと言ったらプライベートなものの方がパブリックなものより可能性高さうだなとか。
 ...続きを読むはー。

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Posted by ブクログ 2015年11月27日

異色短編の中でも1巻というだけあって名作エピソード揃い。
ミノタウロスの皿、気楽に殺ろうよあたりは藤子F先生が掲げる、
SF(すこしふしぎ)が、小気味よく響く部分にクリーンヒットした印象の傑作。
カイケツ小池さんやら、ボノムやらのコミカル短編もそろっていて申し分なし。

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Posted by ブクログ 2015年08月03日

藤子・F・不二雄の「少し不思議な」短編作品集の第一弾です。個人的に好きなのは「ミノタウロスの皿」・「カイケツ小池さん」・「アチタが見える」「劇画・オバQ」・「ノスタル爺」「コロリころげた木の根っ子」・「間引き」。

「カイケツ小池さん」や「わが子・スーパーマン」あたりは発想が「21世紀少年」と同じで...続きを読むあり、藤子さんの作品が現代でも新鮮に読まれる理由が分かる。

毒のある話が好きな人にオススメの一冊である。

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Posted by ブクログ 2013年02月05日

藤子先生のSF短編が大好き!
ドラえもんなども好きだけどね。
でもぜひドラえもんしか知らない人には知ってほしい!(((o(*゚▽゚*)o)))

たくさん短編はあるのですが、まとめてこの一冊を本棚に。

小さいころ読んでこんなにも衝撃を受けた作品はありません。
自分の子供にも読ませたいなぁ。

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Posted by ブクログ 2012年06月24日

文庫などで何度も読んだから読むのは何度目になるかわからない異色短編集
やはり面白い
間違いなく自分の中のベスト漫画のひとつ
今回嬉しかったのは2000年以降言葉狩りにあっていた「気ぶり」や「気ちがい」などの言葉がきちんとそのまま収録されていること
自分が読んだ文庫版の時点で既にこの辺は差し替えられて...続きを読むいたりカットされていたように思う
当時の言葉そのままに読めることに感謝
そして文庫版にはなかったアタチが見える等、ちょっとレアな作品もちゃんと収録されている
とにかく今回大全でちゃんと収録されていることに感謝

劇画Qちゃんだけはちょっとショックだったけど、まぁこれはパラレルワールドということで
本当に思い入れがある人は読み飛ばしてもいいかもしれない
ちなみに劇画オバQはオバQ最終回のすこし前に描かれた作品らしい
連載打ち切りやアニメの終了などもあってF先生的に少しまいってたのかなーとも思える
収録作の中ではノスタル爺とイヤな奴が特にすき

藤子F不二雄の真骨頂ここにあり

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月10日

当たり前に存在している不思議を肥大させていったらどうなるか
よく考えたら怖いよなと思わされる
『ミノタウロスの皿』『劇画オバQ』『定年退食』が好き

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Posted by ブクログ 2011年12月18日

過去の甘い思い出を胸に人間の世界に帰ってきたQちゃん。しかし、その場所も人も昔とどこか違っていた・・・Qちゃんの無邪気や無垢さが死んでしまう衝撃の「劇画オバQ」所収の傑作短編集。

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Posted by ブクログ 2011年11月28日

藤子・F・不二雄先生ならではの「すこし不思議」世界が描かれる大人向け短篇集。風刺の利いたものからゾクッとするものまで、17編を収録。「ミノタウロスの皿」「気楽に殺ろうよ」「ノスタル爺」などのほか、「劇画オバQ」も収録されている。

上記の他シリーズで表題作となった名作以外も、「わが子、スーパーマン」...続きを読む「アチタが見える」「ミラクルマン」などもラストに刮目の作品でした。ぜひ大人にオススメしたい1冊です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月09日

ミノタウロスの皿(ビッグコミック1969年10月10日号)
カイケツ小池さん(ビッグコミック1970年4月25日号)
ボノム=底ぬけさん=(ビッグコミック1970年10月10日号)
じじぬき(ビッグコミック1970年12月25日号)
わが子・スーパーマン(ビッグコミック1972年3月10日号...続きを読む
気楽に殺ろうよ(ビッグコミック1972年5月10日号)
アチタが見える(ビッグコミック1972年8月25日号)
劇画・オバQ(ビッグコミック1973年2月25日号)
イヤなイヤなイヤな奴(ビッグコミック1973年4月10日号)
休日のガンマン(ビッグコミック1973年6月10日号)
定年退食(ビッグコミック増刊オリジナル号1973年9月5日号)
権敷無妾付き(ビッグコミック1973年10月10日号)
ミラクルマン(ビッグコミック1973年11月25日号)
ノスタル爺(ビッグコミック増刊オリジナル号1974年2月5日号)
コロリころげた木の根っ子(ビッグコミック1974年4月10日号)
間引き(ビッグコミック1974年9月10日号)
やすらぎの館(ビッグコミック1974年12月10日号)

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Posted by ブクログ 2023年04月14日

ミノタウルスの皿が頭から離れない
牛を育てていたひとから子供の頃「牛は犬より賢いよ」と聞いたことがあるので、何度も牛について考えてきた。
藤子Fさんの作品は度々「逆の立場」が描かれて、そこが面白い。人間に飼われたり食べられる動物の立場、植物の立場、子供と大人が逆の立場になったり…
逆の立場を想像する...続きを読むということは大切なことかもしれないなー

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Posted by ブクログ 2015年03月18日

少し、不思議、少し、怖い
『ドラえもん』『パーマン』『オバケのQ太郎』など、少年少女向けの心和む作品のイメージが強い藤子・F・不二雄氏。
しかし、それは作品や本人の一面しかみていなかったのだ。
『笑うせェるすまん』(これは藤子不二雄Aだけれど)にも通じる毒のある作品、恐怖を感じさせる作品など、本書に...続きを読むは少し不思議な話が多数収められている。

『ミノタウロスの皿』は『猿の惑星』のイメージがある。
もちろん内容はまったく異なるものだが、常識が常識でなく、普通が普通でない、それをテーマにしている点では同列にある。
残虐の定義がまったく異なり、何がそこでの名誉になるのか。
クジラ漁であったり、宗教戦争を風刺しているようにも思える。
しかし著者の意図するところは七色で、読む者それぞれで受ける印象は違ってくるだろう。

『イヤなイヤなイヤな奴』は結末に大いに驚かされる。
賭け事をさせておきながら自分はすいっと逃げ、本社にそれを知らせて皆を脅し、人の楽しみを奪い、人のペットまで食う!!!!
さて、彼の正体は一体......

『ノスタル爺』も奇妙な話だ。
切なくもあるし、怖くもある。
過去は変えられるのだろうか......いや、おそらく変わらない。
しかし、愛したものに再び会えるだけで嬉しい......
究極の自己満足だ。
それでも、心は癒され、幸せの内に命を全うするのならば、悪いことではないかもしれない。

『コロリころげた木の根っこ』
待ちぼうけの歌の一節だ。
本編を読み終わって表題に戻る。
意味が分かるととてつもなく怖い。
男性諸君(いや、男性に限ったことではない、か)愛とは、他者を押さえつけ。自分に従わせることではないのだよ。
愛しているし、大切に思っている?
ならば、自分本位な考え方は改めないと。
そうでなければ、ころりころげた木の根っこー♪だ。

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Posted by ブクログ 2013年01月27日

大人の藤子・F・不二雄。
基本的に、「ビッグコミックス×藤子・F・不二雄 SF短編集」に入っている作品のようです。

前も書きましたが、初めてこの一連のシリーズを読んだときの感想は、「怖い」でした。
藤子不二雄A氏のかく恐怖マンガよりもよっぽど怖いと思ってました。まあ、その後、A氏は、「笑うセールス...続きを読むマン」というとっても怖いマンガ(実は、私が知っているのはアニメですが)を書きますが。

今読むと、それほどでもないのだけれど、当時は、衝撃的だったのです。

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Posted by ブクログ 2023年01月01日

ちょっと難しい話もあるけれど、
面白い話がたくさんある。

ミノタウロスの皿は、正直
期待していた話だった。
なるほど〜
ちょっと難しいけど
深い話なのかな、、、?

他にもいろんな話があるけれど、
自分は「わが子・スーパーマン」と、
「間引き」が好きだった。

急いで読んだから、
意味が分からない...続きを読むまま
終わってしまった話もいくつかあるけれど、
そういうの以外は面白い。

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Posted by ブクログ 2013年09月02日

“「え?なに、聞こえないわ。
お皿の近くにすわってね。うんと食べなきゃいやよ。」
「たすけてといってくれえ!!」
「そうでしょ、おいしそうでしょ。」”[P.37_ミノタウロスの皿]

「ミノタウロスの皿」
「カイケツ小池さん」
「ボノム=底ぬけさん=」
「じじぬき」
「わが子・スーパーマン」
「気楽...続きを読むに殺ろうよ」
「アチタが見える」
「劇画・オバQ」
「イヤなイヤなイヤな奴」
「休日のガンマン」
「定年退食」
「権敷無妾付き」
「ミラクルマン」
「ノスタル爺」
「コロリころげた木の根っ子」
「間引き」
「やすらぎの館」

“「そうか…………。正ちゃんに子どもがね……。
ということは……、正ちゃんはもう 子どもじゃないってことだな……。
………な……。」”[P.190_劇画・オバQ]

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Posted by ブクログ 2012年06月28日

ドラえもんやオバQでしか知らない人はホント可哀想だと思う。こういうのが読めたらか、SFが好きになったんだなぁと思うけど、実際にリアルタイムでは読んでいないから、ある程度時間が経ってから貸本屋とかで読んだんだろうなぁ。
「ミノタウロスの皿」「劇画オバQ」「ミラクルマン」が中でもお気に入りです。

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