ワルツ(中)
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ワルツ(中)

小説・文芸
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3.9

占領下の新宿。城山は彼を慕う血気はやる若者に担がれ、城山組をたちあげる。新宿へと流れ着いた百合子は博徒・館岡組に身を寄せ、組長と結ばれる。一方、己の暴力衝動が抑えられなくなった林は米兵狩りを始め、彼らに襲われた百合子を助けたことが縁で、館岡組の食客となる。城山と林は百合子の凜とした美しさに惹かれていく――。極上の三角関係が奏でる闘争と恋情の瞬間。魂揺さぶるエンタメ巨編、いよいよ佳境へ!

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    968円 (税込)
    484円 (税込) 10月22日まで
    終戦直後の新宿。街の殆どが瓦礫と化し、明日の行方も見えぬ混乱の中、三人の男女は出逢う。僅かな金と煙草で組事務所の襲撃を請け負った特攻崩れの城山龍治。朝鮮人であることを隠しながら頭脳と美貌でのしあがろうとする林敬元。疎開先で強姦されそうになり東京へ流れてきた天涯孤独の生娘・岡崎百合子。苛酷な運命に抗いながら見えない糸で絡まり合っていく三人の壮絶な人生を描破した、昭和スペクタクル小説、ここに開幕!
  • ワルツ(中)
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    924円 (税込)
    462円 (税込) 10月22日まで
    占領下の新宿。城山は彼を慕う血気はやる若者に担がれ、城山組をたちあげる。新宿へと流れ着いた百合子は博徒・館岡組に身を寄せ、組長と結ばれる。一方、己の暴力衝動が抑えられなくなった林は米兵狩りを始め、彼らに襲われた百合子を助けたことが縁で、館岡組の食客となる。城山と林は百合子の凜とした美しさに惹かれていく――。極上の三角関係が奏でる闘争と恋情の瞬間。魂揺さぶるエンタメ巨編、いよいよ佳境へ!
  • ワルツ(下)
    値引き
    880円 (税込)
    440円 (税込) 10月22日まで
    百合子。城山。林。互いに惹かれ合うも添い遂げることができない三人の恋情は、城山組と館岡組の抗争で引き裂かれていく。一度は、共通の敵・利根川を倒すために手を結んだ城山と林だが、二人は百合子を巡って闘わねばならぬ運命にあった。館岡組を継承し、母となった百合子がその時とった行動とは……。三人の抑え切れぬ情愛の果てにあるものは何か。人間の本性を極限までに描いた大河小説、堂々の完結!

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ワルツ(中) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    有言実行のかっこよさよ。顔の良さってつまんないと思う。肉体的にデリケートで緻密なかんじがするセクシャリティを感じさせる、ようは欲情する男性女性とは精神もまたそうなんでしょ。理解しなくても色気とは肌で感じるものである。

    0
    2021年07月24日

    Posted by ブクログ

    「なんで俺の紋が、丸に三柏だってことを知ってるんだ」

    尾津組親分、尾津喜之助が定めたマーケットにおける販売価格の取り決めは〈仕入れ価格×一・二=小売価格〉というものであった。

    「要は、日本の家族制度はヤクザの親分子分にみられるように、世界にとってもっとも危険な存在なんだとさ。親分に対する絶対的な服従、すなわち父親に対する絶対的な服従だな。その究極に天皇制があるというんだ」

    林さんは謎多き修羅である──。そんなことを思うと、雨に濡れて冷えた軀の奥が熱くなってきた。

    「今日、九月二十六日仏滅の日に、ようやく姐さんの仇を討つことができました。親分、腑甲斐ない我々をお許しください。申し訳ありませんでした」

     紘子といいましたか。城山組姐です。とっさに城山の前に立ちはだかり、銃弾をその身に受けたそうです。身を挺して弾よけとなったわけですね。

    「はい。踊り子です。単純に賽と略す場合も多いのですが、栗山の兄貴は昔気質の博徒ですから踊り子と仰ったのでしょう」

    「いま、広間で準備しているのは通し盆茣蓙と呼ばれるものでございます。盆茣蓙中央北側に中盆と壺振りが並んで座ります。その向かいに姐さんが、つまり親分が座ります。中盆壺振りの左右に半座と呼ばれる半方の座る席があり、親分側の左右に丁方の座る丁座がございます」

    丁半賭博は古来より九半十二丁と称されてきた。賭場に出入りして最初に教えられるのが、賽子の四角六面は天地東西南北をあらわすということと、九半十二丁である。

    つまりふたつの賽がだす目は全部で二十一あって、そのうち丁が十二あり、半が九つあるというのだ。

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    占領下の新宿。城山は彼を慕う血気はやる若者に担がれ、城山組をたちあげる。新宿へと流れ着いた百合子は博徒・館岡組に身を寄せ、組長と結ばれる。一方、己の暴力衝動が抑えられなくなった林は米兵狩りを始め、彼らに襲われた百合子を助けたことが縁で、館岡組の食客となる。城山と林は百合子の凜とした美しさに惹かれていく――。極上の三角関係が奏でる闘争と恋情の瞬間。魂揺さぶるエンタメ巨編、いよいよ佳境へ!

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    終戦直後の東京、ヤクザの世界を描きながらも、壮大な人間模様を現した現実味のある作品。花村萬月の世界を又も感じさせ、引きずりこまれてしまった。

    0
    2011年10月16日

    Posted by ブクログ

    中盤になり激しさが増してきました。
    暴力的ではあるけど、何だか透明さが増す。
    しかし映像では絶対に見たくないな。
    指のシーンとか誇張じゃなく気絶しそう。

    0
    2016年06月13日

    Posted by ブクログ

    前半はなんだか弛緩したような時間が続いたけど、
    中盤から一気に来ましたエグい展開。
    愛と欲と義と情の極道絵巻。

    激しい暴力と性の描写によって
    むしろ純粋なものを描き出そうとする
    花村萬月さんの真骨頂。

    いいぞ。

    0
    2012年03月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中巻にして読むのが少し苦痛になってきた。苛烈な暴力シーンの迫力はすごいし、任侠道に感じる部分もあるが、もう少しコンパクトに書けると思う。この世界観は著者でないと出せないと感じ入る部分と、理解できない部分が混ざった複雑な感想。心の葛藤や行動と裏腹な心の動きなど読まなければわからない部分が多くあり、映像化するとその辺のやくざ映画になってしまうので映像化は難しいとも思えた。

    0
    2011年11月03日

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