【感想・ネタバレ】ワルツ(中)のレビュー

あらすじ

占領下の新宿。城山は彼を慕う血気はやる若者に担がれ、城山組をたちあげる。新宿へと流れ着いた百合子は博徒・館岡組に身を寄せ、組長と結ばれる。一方、己の暴力衝動が抑えられなくなった林は米兵狩りを始め、彼らに襲われた百合子を助けたことが縁で、館岡組の食客となる。城山と林は百合子の凜とした美しさに惹かれていく――。極上の三角関係が奏でる闘争と恋情の瞬間。魂揺さぶるエンタメ巨編、いよいよ佳境へ!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

有言実行のかっこよさよ。顔の良さってつまんないと思う。肉体的にデリケートで緻密なかんじがするセクシャリティを感じさせる、ようは欲情する男性女性とは精神もまたそうなんでしょ。理解しなくても色気とは肌で感じるものである。

0
2021年07月24日

Posted by ブクログ

終戦直後の東京、ヤクザの世界を描きながらも、壮大な人間模様を現した現実味のある作品。花村萬月の世界を又も感じさせ、引きずりこまれてしまった。

0
2011年10月16日

Posted by ブクログ

中盤になり激しさが増してきました。
暴力的ではあるけど、何だか透明さが増す。
しかし映像では絶対に見たくないな。
指のシーンとか誇張じゃなく気絶しそう。

0
2016年06月13日

Posted by ブクログ

前半はなんだか弛緩したような時間が続いたけど、
中盤から一気に来ましたエグい展開。
愛と欲と義と情の極道絵巻。

激しい暴力と性の描写によって
むしろ純粋なものを描き出そうとする
花村萬月さんの真骨頂。

いいぞ。

0
2012年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中巻にして読むのが少し苦痛になってきた。苛烈な暴力シーンの迫力はすごいし、任侠道に感じる部分もあるが、もう少しコンパクトに書けると思う。この世界観は著者でないと出せないと感じ入る部分と、理解できない部分が混ざった複雑な感想。心の葛藤や行動と裏腹な心の動きなど読まなければわからない部分が多くあり、映像化するとその辺のやくざ映画になってしまうので映像化は難しいとも思えた。

0
2011年11月03日

「小説」ランキング