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Posted by ブクログ
英雄を求めるものはいったいどういった人なのか?劣勢続く戦場に必要なものが提示される17巻。
英雄を求める者。どういった人が英雄を求めるのか、今作品では幾度もその問いかけがなされます。英雄は人々を救うためその身を捧げるモノ。永久にその称号を背負わされ頼り続けられる、それでも立ち続けるのが英雄と言う。ならば、その英雄を頼る人は誰なのか。誰にだって出来ることはある、すべての人が勇者だなんて言うのは簡単ですが、そんな人達が諦めた時に必要なのが英雄じゃないのか。正義を成したい人のために英雄はいる。改めて、パンプキンシザーズの英雄像を語る機会が今回有りましたが、詭弁を詭弁としないための見せ方をしてくれる大変素晴らしい回となりました。世界を知り、正義を知ったからこそ正義を声高く叫ぶハーケンマイヤーは最高に良かった。
自分の中の正義を回していく。究極の凡人、皆殺し部隊、強欲を担う商人、傷だらけの看護婦。それぞれが自分の中の正義を回していく。それに対するは思考を止め、自分の中の感情を打ち払うためだけに正義を捨てたものたち。そういった相手だからこそ、正義を名乗らねばいけないのではないか。今回アリスは久しぶりに正義を名乗ります。たくさんの正義の繋がりを保たせるために英雄になる。責任感があるアリスらしい言葉だと思いました。劣勢を覆すのはいつだって個の輝きと繋がる力です。自分の中の正義を捨ててしまった人間には負けないで欲しいですねぇ。
戦いは分水嶺を超え、ここから軍側の巻き返しが始まりそうです。劣勢を覆すほどの強い思いを次巻も見せてほしいな。アリスは答えを見つけました、伍長は今回の戦いで答えを見つけることができるのか。さぁ面白くなって参りましたよ!表紙の方々ももっと活躍してくれ!ラインベルカ少佐ぁ!
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