闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記

闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記

990円 (税込)

4pt

4.3

大作『ブッデンブローク家の人々』で若くして名声を獲得し、54歳でノーベル文学賞を受賞したドイツ人作家トーマス・マン。
だが、ファシズム台頭で運命は暗転する。
体制に批判的なマンをナチスは国外追放に。
以降、アメリカをおもな拠点に、講演やラジオ放送を通じてヒトラー打倒を訴え続け、その亡命生活は20年近くに及んだ。
激動の時代を、マンはどう見つめ、記録したか。
遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ナチス政権台頭時、動乱の世界情勢に著名人が新たな権力に迎合する。音楽や作家への痛烈な批判。
    凡ゆる事物への観察眼はジャーナリストよりも正確無比。
    終戦後、晩年の限界を感じた哀切ある感情が印象的だった。
    「私のいる所にこそドイツ文化がある」
    マン自身の言葉である。
    WWⅡ開戦後に国籍の剥奪、大学名誉職

    0
    2022年01月13日

    Posted by ブクログ

    映画「永遠のジャンゴ」を
    観てきたばかりです
    ジプシージャズの神様とも言われた
    ジャンゴ・ラインハルトの
    ナチスからの受難の時代を
    ジャンゴはギターという武器を携えて
    乗り越えた
    その足跡を描いた映画です

    そして、
    この一冊
    トーマス・マンさんが
    亡命させられた文学者の立場か

    0
    2018年04月11日

    Posted by ブクログ

    トーマスマンの小説については読んでいるはずなのにあまり記憶にはないが、この本をよんだので、日記を読んだ気になった。

    0
    2017年10月07日

    Posted by ブクログ

    「全体主義」への関心から、読んでみる。(最近、アーレントを読んでいるのは、もともと「全体主義」への関心が根っこにあったからで、逆ではなかった。今は、逆転しているかもしれないが。。。)

    全10巻あるトーマス・マンの日記(約20年分)が、30年かけて翻訳されるのにあわせて、出版元の季刊誌に書かれたエッ

    0
    2017年08月23日

闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

池内紀 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す