夢よりも深い覚醒へ 3.11後の哲学

夢よりも深い覚醒へ 3.11後の哲学

902円 (税込)

4pt

「不可能性の時代」に起きた3.11の二つの惨事は、私たちに何を問うているのか。日本で、脱原発が一向に進まないのはなぜなのか。そもそもなぜこれほど多数の原発が日本列島において建設されてきたのか。圧倒的な破局を内に秘めた社会を変えていくための方法とは? オリジナルな思考を続ける著者渾身の根源的な考察。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

夢よりも深い覚醒へ 3.11後の哲学 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夢よりも深い覚醒へ――3・11後の哲学 (岩波新書)
    (和書)2012年07月22日 15:51
    大澤 真幸 岩波書店 2012年3月7日


    原発についてからイエス・ソクラテスへそしてヘーゲルとマルクスの思考方法など思考がなされている。

    ハンナ・アーレントが危険思想はない思考することが危険なのだ

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    1「未来の他者」はどのようにしたら、私達の意思決定コミュニティーのメンバーに入れることができるか?

    2「神の国」に近づくためには、現実をどのように位置づけることができればよいのか?

    3自分たち自身を「プロレタリアート」として認識することはできるか?

    同じ頂に登るための3つのアプローチについての

    0
    2020年04月03日

    Posted by ブクログ

    尊敬する社会学者の一人、大澤真幸さん。今回もおもしろかった。どこかでもう一度読み返したい。『不可能性の時代』と合わせて読むと、より効果的かと。

    原子力を巡る「信と知の乖離」や、「例外の守備範囲の拡大」などは、多くの人が共感できると思う。また、ロールズの正義論の限界を乗り越えられる理由として、「未来

    0
    2013年07月31日

    Posted by ブクログ

     大澤真幸は、『誰でもわかるハイデガー』筒井康隆(著)の解説に、とても鋭い文章に驚いた。大澤真幸は、社会学者である。本書を読みながら、次々に広がるテーマ。それにしても、日本人は、矛盾したものを呑み込んでしまうものだ。大澤真幸の語り口の構成は素晴らしい。

     2011年3月11日の津波が海岸から市街地

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    自分では当然と思っている事が、周りには受け入れられない。

    著者にとって、その1つが原子力発電です。危険で廃止するのが自明と思っているのに、3.11にもかかわらず廃止という意見が少ない。

    そんな時、ただ声高に主張するのではなく、どう行動すればよいか?

    著者は持論を展開していきます。それを成功/失

    0
    2018年01月07日

    Posted by ブクログ

    被爆の経験を持つ日本人が原子力発電をなぜ受け入れたのか.3/11後の様々な問題について哲学者が幅広い考察をしているが、数多くの引用文献を駆使した理論展開には付いていけない部分が多かった.IV章で「江夏の21球」が出てきたのは意外だったが、このような事象を哲学的に考えている人がいることに驚きを感じた.

    0
    2015年07月16日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災と原発事故が問いかけている倫理的な問題について、さまざまな思想的資源を活用しながら、考察をおこなっている本です。

    著者は本書の冒頭で、脱原発という方針を「いきなり結論」として提出します。しかし問題は、これまでもこれからも、原発をめぐる議論がロールズの想定するような民主主義的な議論の枠組

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    この話は鮮度が大事で、仮に3.11から数年を経てこの本が出されたのだとしたら大澤氏にしてはあまりに思考が浅いのでは?と思ったけど3.11から1年も経たずに出版されてたことをあとがきで知り、そのスピード感はさすがだなと思った。
    震災・津波や1F事故を宗教的、哲学的観点から捉えて社会構造、意識構造を問う

    0
    2019年03月02日

    Posted by ブクログ

     最低限、同著者の『不可能性の時代』(岩波新書)を読んでいないと、まったく理解できないと思われる。相変わらずの衒学趣味とアクロバットな力技には辟易させられることもあるが、さまざまな社会問題に対するちまちました対症療法の繰り返しにうんざりしている向きには魅力的な問題提起ではある。少なくとも第3章と第5

    0
    2014年09月05日

    Posted by ブクログ

    知が融合するとこんな風になるのかなぁ・・・・。
    百科全書的でおもしろかった。
    でも・・・・、原発に無理やり???って感じも無きにしも非ずかなぁ。
    ソクラテスとキリストとマルクスと原発かぁ・・・。
    理念としてはわかるし、視座も角度も愉快なんだけど・・・・。
    全体としては現実的ではないですね。
    2012

    0
    2012年05月06日

夢よりも深い覚醒へ 3.11後の哲学 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

大澤真幸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す