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Posted by ブクログ 2021年05月19日
上中下を読み終わったのでこちらに感想など。
大学生ぐらいの時も「罪と罰」を読んだのだけど、その時はさっぱりと面白さが分からなかった。ドストエフスキーの饒舌な文体の癖もあるんだと思うのだが、文章が冗漫すぎて意味が理解できなかった。
この岩波の新しい版は、翻訳が易しくて読みやすいと思う。結構、現代的...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月07日
『あれはどこで?』ラスコーリニコフは先へ歩きながら考えた。『どこで読んだんだっけ?なんでも死刑を宣告された男が、死の一時間前に言ったとか、考えたとかいうんだった。もしどこか高い岩壁の上で、それも、やっと二本の足で立てるくらいの狭い場所で、絶望と、大洋と、永遠の闇と、永遠の孤独と、永遠の嵐に囲まれて生...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月25日
某犯罪学の教授曰く、法学部生が読むべき本。有名文学作品というと暗くて重いというイメージだったが、先が気になる展開のおかげもあってサクサク読めた。タイトルからして深いテーマを扱っているがあまり身構えずに読み始めても楽しめると思う。大学生くらいなら主人公の考え方に共感できてしまう人も少なくない…ような気...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月20日
罪と罰をモチーフにした漫画を読んでいたせいか、変な先入観がある。
ラスコーリニコフは、独善的で妄想狂の異常者にしか見えない。好感どころか嫌悪感しか抱かない。
このあと、徹底的に打ちのめされてもらいたい。
ラスコーリニコフの自爆ではなく、理詰めで暴かれて追い込まれてほしい。
そんなサディスティックな気...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月21日
とにかく主人公には共感できないが、若い時に読んだら感想は相当違いそうでもある。やはりドストエフスキーは若い時に読んでおくべきだと実感。
バフチンの「ポリフォニー」という表現の仕方がこの『罪と罰』を読むまで全然腑に落ちなかったのだが、確かにこの本では登場人物それぞれが強烈な主張をしつつも、それが何か作...続きを読む
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