死神

死神

1,799円 (税込)

8pt

3.9

うだつの上がらない「作家」である私の人生の折々に登場してくる、死神。中学二年生で初めて出会ったあいつのことだけは、これまで作品には書けなかったのだが……。芥川賞作家が描く「死」と「家族」。ユーモラスにして、痛烈な新境地。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    生きていて、
    一度も死にたいと
    思ったことがないなんて、
    有り得るのだろうか?

    という一文に惹き込まれる

    文体がとても好みで、思春期から成長する鬱屈とした心情が読み取れる。
    私小説とファンタジーの融合のような不思議な話。

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    田中慎弥さんの本は共感というよりもこんな見方あるんやの連続でそれがアンチテーゼのようになっていて読んでいて面白かった。特にこの中の息子から見た母親という存在が移り変わっていく様がとても良かった。

    0
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    田中さんの私小説なのかな。面白かった。
    YouTubeで著書「孤独に生きる」の話をしている姿を見て、興味を持った。
    普通の人が話題にしないような、でも、誰もが思っているような、そんなことが書かれているように感じて、共感もあったし、ホッとするところもあった。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    生きてることに疲れたら田中慎弥先生の本を読む。
    未成年の時の境遇がちかしくて、主人公には共感できる。死に対する距離感が心地いい。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    評価が難しいです。
    独特だし、雰囲気も好きなんですど、何か学びや驚きがあるかというとそんな刺激は少ない。
    この世界観に浸かりぐるぐる漂っていいるだけど、どこにも向かっていい感じでした。私にはね。
    沼な感覚。妄想豊かで読んでてワクワクしました。

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    この作品は作中にあるとおり「ファンタジー」なんだろうが、妙にリアルに感じられて面白かった。P48では一文が10行にも渡り、釘付けになって何度も読んだら、それがこの小説全体を物語っているように感じられた。
     出会うなら伊坂幸太郎さんの死神と田中慎弥さんの死神とどっちがいいかなと考えながら読んだが、どっ

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    父親に虐げられ、暴力を振るわれる母親と『私』。学校では理不尽な虐め。日常化する負の連鎖を絶ち切ろうと死を願望する『私』だが…私小説。登場する死神が『DEATH NOTE』のリュークを思わせた。

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死神

    著者:田中慎弥
    発行:2024年11月30日
    朝日新聞出版
    初出:「小説トリッパー」2022年春季号~2024年夏季号

    私小説と言っていいのだろう。子供の頃から自殺を考えていた少年が、死神と出会う。その死神とは、自殺することになる人間にとりついて(担当になって)、自殺をちゃんと見届けるとい

    0
    2025年01月31日

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