台北アセット

台北アセット

1,800円 (税込)

9pt

3.7

舞台は台湾へ。公安外事・倉島警部補シリーズ第7作。

警視庁公安部外事一課の倉島は、台湾の警察から研修の講師を務めるよう要請され、ゼロの研修から戻った後輩の西本と台北に向かった。
そこで倉島は、サイバー攻撃を受けた日本企業の現地法人から捜査を要請されるが、その会社のシステム担当者が殺害され、日本人役員に疑いの目が向けられる。
サイバー攻撃と殺人事件は連動していると直観した倉島は、公安のオペレーションとして正式に捜査に乗り出すが――。

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台北アセット のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月14日

    シリーズ7作目
    テンポが良いので楽しく一気読み。
    今回は台湾で地元警察との協力ということで今までとはやや異なった展開だけどアテンドの劉が冷静で淡々としているがとても良い味を出しているのが印象的だった。
    また後輩の西本のスランプを育てる中で乗り越えさせようとする倉島の思いにも感じる部分はあった。ただゼ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    早々に登場人物が出揃ったので読みながら推理しやすくて良かった。通訳のくだりが煩わしく感じてきたので何か工夫があればストレスなく読めそう。犯人は結構予想通りだった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月27日

    さらりと読んでスッキリ。鄭成功の話は知らなかった。親日の台湾の人達だけど、その複雑な心情に思いを馳せていないと、とんでもないことになりかねない。「どっちかが歩み寄らないと、対立は解消しない」「自分のテリトリーに異分子が入り込むと、人は本能的に警戒し恐れるのだ。差別の根底には恐怖感がある。それが激しい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月31日

    展開が遅いなぁ、と思いながらの読書でした。台湾は私としては親日にイメージしかなかったけれど色々思われたりするのは仕方ないのか、と思ったり。研修から戻った西本さんがまさかの・・・?と思ったりもしたけど杞憂でした。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月17日

    今野敏さんの数あるシリーズの中でもかなり異色の倉島警部補シリーズです

    どのへんが異色かって言うと、このシリーズって倉島警部補の成長物語なんですよね
    これまでも数々の難題を乗り越えて公安マンとして、また人として成長をしてきました
    今回のミッションは「育てる」です

    台湾の警察に研修の講師として呼ばれ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年11月30日

    公安外事の倉島警部補シリーズ第7弾。

    舞台は台湾、対象は日系企業へのサイバー攻撃。
    真犯人は見え見えだったのですが、後輩の指導が見事にはまった好例だったり、台湾の警察事情が勉強になったりしました。

    0

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