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ミチクサが多いほうが、人生は面白い!
てっぺんには裏から登ったって、足を滑らせたっていい。あちこちぶつかったほうが道は拓ける。
夏目家の「恥かきっ子」金之助は生まれてすぐに里子に出されたり、年老いた父親にガラクタ扱いされながらも、
道楽者の祖父の影響で子供ながらに寄席や芝居小屋に入り浸る。学校では異例の飛び級で頭角をあらわし、
心のおもむくままにミチクサをして学校を転々とするように。その才能に気付いた兄に英語を仕込まれ、
東京大学予備門に一番で合格した金之助は、そこで生涯の友となる正岡子規と運命の出会いを果たす。
伊集院静がずっと共鳴し、いつか書きたかった夏目“漱石”金之助の青春。
日経新聞の人気連載小説を書籍化し、「日曜日の初耳学」はじめ朝日新聞や「週刊現代」各紙誌で取り上げられ
「ラジオ深夜便」「大竹まことゴールデンラジオ」でも話題になった注目作が文庫化。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年09月05日
登場人物が、生き生きと描かれ人間模様がとても面白かった。夏目漱石と正岡子規が親友であったこと、高浜虚子、河東碧梧桐、森鴎外、寺田寅彦など、著名な人物との関わりなど、知らないこと多くびっくりだった。
夏目の兄の言葉が心に響いた。
「一冊の本を読むことは、舟で海に漕ぎ出すようなもの 一頁一頁をめくる...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月13日
新聞に連載されていた時から、まとめて読みたいと思っていたところ、文庫本が出たので夏休みに読んだ。
夏目漱石と正岡子規。学生時代に育まれた友情は、長く影響を与えるものなのだ。そして、時代に仕事を残す人は、見合う他人を惹きつけるものなのだと思う。11年の作家生活の中で一作一作新境地を切り開いた夏目の畏...続きを読む
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