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皇帝になって政治を支配したい。さらに大王となって祭祀も支配したい。その両方の権威を併せ持つ座に上ろうと、蘇我入鹿は野望を燃やし、夫を亡くして間もない、年上の皇極女帝に迫る。三十歳を過ぎたばかりで、肌は茶褐色に近く、目が異様に大きいこの男は、骨太の体躯に加え、黒く太く吊り上った眉を生やし、張った顎には強い意志と生命力がみなぎり、蘇我本宗家・蘇我蝦夷の長子としての存在感を強く主張している。歴史ロマンの第一人者・黒岩重吾の傑作歴史小説が遂に登場!
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Posted by ブクログ
歴史の教科書だと1行で終わってしまう「大化の改新」。 この話で、悪者のようになっている蘇我入鹿の方が、実は高貴だったと知り、飛鳥時代に興味を持ち今では歴史の中でも大好きな時代になりました。蘇我入鹿がとてもカッコイイです。知識もあり真っ直ぐな人だったのかもしれません・・。
これまでの蘇我入鹿の人物像は、自分の野望の為に権力を専横し、 鎌足と中大兄に滅ぼされたという印象しかなかったが、 どうしてそうなってしまったかが納得できるような国際状況、 生い立ち、人間関係などが語られていてとても楽しめた。
日本の古代史を題材にした小説を初めて読んだ。学校で習った知識と言えば,蘇我虫殺す大化の改新ぐらいしか覚えておらず,中大兄皇子と中臣鎌足が入鹿を殺したとしか覚えていない。 そこでこの小説を読んで見た。入鹿は独裁者的では在るが,行動力もあり,読んでいて人を惹きつける魅力があった。たしかに横暴なところがあ...続きを読むることは否めないが,嫌いではない。権謀術数に優れている訳ではないので,そこまでドロドロしたものを感じなかったせいでもあるだろう。 最後には中大兄皇子等にやられてしまい,何だか寂しくなってしまった。というのも,蘇我入鹿一人に対し,皇子以下多数が寄ってたかって殺してしまうのだから,入鹿がとてもかわいそうで,皇子らはとても卑怯に感じた。 先日,明日香村に旅行に行き,馬子の墓,入鹿の首塚,うまかしの丘,板葺の宮,飛鳥寺などをめぐってきた。入鹿の首塚にしっかりとお参りをして帰りました。
政治的支配者たる大王と祭祀の支配者たる皇帝の権威を併せもつ座に登ろうとする蘇我入鹿。その野望が中大兄息子=藤原鎌足による大化の改新に脆くも潰え去るまで
蘇我入鹿を主役として、きのとみのクーデターで暗殺されるまでを描いた作品。 私の中で、蘇我氏のイメージって、まんが日本の歴史で、蝦夷と入鹿が「天皇なんてお飾りさ」ってがははと笑ってる絵が、30年近くたった今でも鮮明に覚えてて。あとは、山岸さんのまんが、日いづる処の天子の、聖徳太子に翻弄される蝦夷像。...続きを読む そんな貧弱な蘇我像だったので、とても楽しめました。 唐の制度の研究、啓蒙が進む中で、蘇我氏としては自身が大王になるか、現在の大君家への中央集権を指をくわえて見てて没落するか、の選択肢だったということにとても納得。 あとは、鎌足がイヤな奴で、とっても好み(笑) 推古女帝の恋の話が読みたい。 あと、額田女王も、再読したいな。 あと、全然話と関係ないけど、「ほうほうのてい」というのが「這う這うのてい」だと初めて知った。子供たちのお気に入り絵本「バスくんのおむかえ」でも出てきた言葉だったので、早速教えといた( ´艸`)
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