行きずりの街

行きずりの街

小説・文芸
616円 (税込)

3pt

16年の時を経て大ブレイクした、1991年度「このミステリーがすごい!」第1位作品。雅子はわたしのすべてだった。自分の一生を賭けた恋愛だった――。それを、教師と教え子という関係にのみ焦点をあて、スキャンダルに仕立て上げられて、わたしは学園と東京から追い払われた。退職後、郷里で塾講師をしていたわたしは、失踪した教え子を捜しに12年ぶりに東京へ足を踏み入れた。やがて自分を追放した学園がこの事件に関係しているという事実を知り……。事件とともに、あの悪夢のような過去を清算すべき時が来たのか――ミステリー史に残る大傑作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    行きずりの街
  • タイトルID
    :
    133917
  • ページ数
    :
    356ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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行きずりの街 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!そもそもどんな枠組みの話かも分からない中でどうなるか?と最後まで一気に。
    とても面白い小説でした。

    0
    2019年09月26日

    Posted by ブクログ

    〇ザ・ハードボイルド。男前の主人公が十数年前の謎に挑む
    地方の街で塾講師をやっている波多野は、教え子が失踪したと彼女の伯母から相談を受け、上京し、行方を調べていた。教え子の名は広瀬ゆかり。彼女のアパートの周辺を調べていると怪しいものもうろついており、失踪には何らかの事件性も考えられる。マンションの管理人や以前の同居人に話を聞いていると、どうやら角田という男が絡んでおり、あるサパークラブで会ったのだという。そのクラブに行くと、昔高校に勤めていた時に職を追った大森たちがいて、職を追われる原因となった教え子であった元妻・雅子のバーを紹介される。雅子は変わっていなかったが、会ったことに後悔もした。
    翌日以降もゆかりを探しにあちこちへ電話したり訪問したりする。角田が学園につながっていることと学園で起こっている問題にも関係があると知った波多野は、昔起きてしまった事件も含め真実を探ろうとして・・・

    学園内の対立や抗争、人間関係や利害関係が複雑に絡み合っていて、それを昔のことを思い出しながら解決に導こう、ゆかりを助けようとする波多野の姿が頼もしい。波多野は将来を嘱望された教師であったにも関わらず、なぜ学園を去らねばならなかったのか。ただのスキャンダルでは終わらないこの事件の深さには、驚かされる。波多野の回想シーンには感情がこもっていて、リアリティがある。波多野の結婚当時の葛藤や後悔がまざまざと感じられる。

    東京を舞台にして、結局事件はどうなるのか、ゆかりと波多野の関係は、雅子との関係は。ワクワクとドキドキがページをめくる手を止めません。

    0
    2017年05月08日

    Posted by ブクログ

    やらなくてはいけない、と自分に決めた事をやり通すことがいかに大変か。
    そしていかに格好いいか。まぁ、主人公補正もあるけどね。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    平成初期の作品。
    とても心地よい、男クサイ、ハードボイルド小説でした。
    なんと言っても、主人公が学校の先生というところが良い。喧嘩は弱く、でも女性にモテモテ・・・
    当作は、そんな味のある主人公が、トラブルに巻き込まれた教え子を救う物語。
    ハードボイルドであり、恋愛小説でもありました。
    美味。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    なんかバブル期のハードボイルドを読むほどに同じことばっかり言ってしまう気もするけど、、何故に普通のおっさんがこんなにタフなのか。いやもしかしたら30年くらい前は世紀末に向かって北斗の拳みたいな世界だったんだろうか。いやもしかしたら今どきの若いもんはゆとり教育によってもやしっ子になってしまったのかも。
    そんなこんなで燃えるただの塾講師のおっさんがすごい行動力と推理力を駆使して縦横無尽に活躍するのを楽しむしかない。いやこれだけの能力を持ってかつクールに振る舞うからこそ女子たちにもモテモテなんであって、そこらのオッサンどもも見習って欲しい。

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    スキャンダルで辞めさせられた元教師が
    塾の生徒が行方不明になり行方を追ううちに
    過去のことやその時の人たちが生徒の行方不明に
    絡んでいるらしく・・・
    まぁ淡々と読みました

    0
    2020年03月26日

    Posted by ブクログ

    一度読んだことがあるのだが、何故か突然シミタツ節に触れたくなり、購入(105円でした、すみません)。

    ストーリーはオーソドックス。かっこいいヒーローがでてくるわけでもない、美人のヒロインが出てくるわけでもない。ハリウッドばりのアクションシーンがあるわけでもない(あるけれど、主人公はズタボロにされている)。
    それでも、あっという間に引き込まれ、読み終えてしまう。
    ハードボイルドとは、汚い街をゆく、孤高の男の戦いを描いた男の小説である、というけれど(うろ覚えですが)、そのくだりでいうなら、まさしくこれはハードボイルドの王道。

    地方で塾の講師をしていた主人公は、教え子の行方を探しに東京へくる。主人公は昔、東京の私立高校で教師をやっていたが、とある事件をきっかけに、田舎へひっこんだという経緯があると語られる。
    教え子の行方を探るうちに、自分が東京を追われることになった事件を、思い出させる人間と再会する。その男は、教え子の失踪に絡んでいるのか。
    主人公は教え子を探して、自分の過去へと戻っていく。

    ストーリーはそんな風に、主人公である波多野の一人称で進んでいく。
    もちろん、人探しとそれに絡む学校経営にまつわる暗い話など、ミステリーとしても面白く読める。
    だが、志水辰夫の作品の一番の魅力は、なんといってもシミタツ節とまで称される、熱くほとばしるように語られる文章だ。そして恋愛小説とでもいえるような、上質な、大人の恋愛を、そのシミタツ節で読める幸せだ。


    この物語も、いわゆるミステリーとしてのストーリー展開とは別に、波多野が東京を追われることとなった、過去の恋愛についてがもうひとつの大きな柱として描かれている。

    教え子だった雅子との恋愛、結婚を、破廉恥事件として騒がれて、結果、彼らの結婚はダメになってしまう。
    その相手であった雅子との再会。そして再びの交歓。
    たった一瞬の再会の瞬間を、ここまで濃く描く。
    さらに、再び雅子を抱きしめることになるシーンといったらもう。

    これは多分、若い男女の恋愛では描けないものであろうし、ライターとして社会と人を見続けてきて、小説家デビューしたシミタツにしか書けない文章ではないかと、本気で思う。
    静かな夜に、お気に入りのお酒片手に、ゆっくりと読んでみたい一品。けれどもきっと、読み始めたら「ゆっくり」などといっていられないほどのめりこむこと、間違いなし。
    アダルトなあなたにどうぞ。

    0
    2015年07月25日

    Posted by ブクログ

    1991年度「このミステリーがすごい」1位。

    主人公はさえないですが、冒険物として全体的には楽しめました。

    解説では恋愛小説だ、夫婦小説だとも言ってますが、そうかな?微妙。

    0
    2012年06月10日

    Posted by ブクログ

    ミステリー、ハードボイルドものとして、傑作。息を吐かせぬ展開は読む人をその世界に引き込んでしまう。20年も前の作品なんですね。

    0
    2012年02月02日

    Posted by ブクログ

    1991年度の「このミステリーがすごい」1位の作品。

    mixiでこの作品の評価が低いのはなぜ?

    でも確かにミステリーとして高い評価はあまり出せないかも。
    私は志水さんの描く恋愛模様が好きなのだけど。
    事件と恋愛(てか人間?)の描き方両方うまく書ける人ってあんまり
    いないと思うんだけど。
    彼はそんなタイプでしょう。

    私は事件がどうなろうとどんな内幕があろうと
    どうでもよかったけど、主人公と元妻がどうなるのかが
    気になって仕方なかった。

    0
    2015年11月12日

行きずりの街 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    行きずりの街
  • タイトルID
    :
    133917
  • ページ数
    :
    356ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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