李の花は散っても

李の花は散っても

1,899円 (税込)

9pt

海峡を挟み、国家と戦争に引き裂かれながらも戦前・戦中・戦後を生きた二人の女性。政略結婚により皇室から朝鮮王室へと嫁いだ李方子、半島の革命家に寄り添った女性・マサ。それぞれの激動の生涯と時代を描いた、著者渾身の大河小説。

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李の花は散っても のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かったー!朝鮮王家に嫁いだ皇族の方子、朝鮮人の夫についていって韓国で暮らしたマサの人生が描かれている。
    こんな人がいたなんて知らなかった。国や戦争に翻弄されて散々な目に遭って気の毒だった。今の日本は個人が自分の選んだ相手と結婚できるし兵隊に取られることもない、平和な世の中になった。

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    "自分で道を選べない"の重さが桁違いだった方々…
    皇族という、国を背負う一員だったはずが、数々の戦争によってかわってしまう。
    ただ最後は自分の道をしっかりと掴まれた。
    史実が元のお話故に、救いがない箇所も多いが、だからこそ没入して読んでしまった。
    フィクション部分も上手く絡んで、

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

     本作品は、時代背景として元号では大正時代、西暦では1910年に朝鮮併合を行ったあとの日本と朝鮮の歴史について世界史を俯瞰しつつ2人の女性の生涯を丁寧に描く。一人の女性は、朝鮮王朝に嫁いだ日本の皇族の方子。日朝融和の象徴としての政略結婚に五里霧中する気持ちの揺れ、何とか夫である李垠を支え、子孫繁栄と

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    読みやすいので、物語だけでなく戦前・戦中・戦後の日本と朝鮮半島を知りたい人にはおすすめの1冊だと思います。読んで良かったです。

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    フィクションだとしても史実を元に描かれているのだから、こんな人がいたのだととても立体的に心に刻まれた。

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    戦前・戦中・戦後の日本と朝鮮半島を舞台に、皇族から李王家に政略で嫁いだ「王朝最後の皇太子妃」李方子と朝鮮半島から来た独立運動家と恋に落ちた「根なし草」の女・マサの2人の女性の生涯を描く長編小説。
    まさに大河小説という感じで、主人公2人の愛を貫いた壮絶な人生に思いをいたし、読み終えた後の余韻がすごかっ

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    二人の人物を描いたことで、面白みが増した。庶民の暮らし、辛い…

    最後、韓国で夫婦二人で幸せになってたかと思ってたけど、ほぼ意識のないまま帰国したんだね。方子さまは、自分で幸せの道をひらいた人なんだ。

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

     韓国併合の証として李王朝の后となった日本人女性、方子。日本では「朝鮮人に嫁ぐなんて」と陰口を言われ、朝鮮では息子を殺されてしまう。戦争が終わっても祖国に帰ることを許されない夫を常に支え続けた実在の人物の物語。市井の女性「マサ」との代わる代わるの章によって、当時の生活が生き生きと描かれる。

     関東

    0
    2023年09月17日

    Posted by ブクログ

    梨本宮方子(まさこ)は新聞に載った李王朝の世子である李垠(이은)との婚約の記事を見てその場に座り込んでしまった。何も知らせられずに報道で自分の婚約のことを知るとは。政府は日朝融和のために方子に白羽の矢を立てたのだった。周りから決められ、父母でさえもうそれを拒絶することもできないような立場に立たされて

    0
    2023年08月01日

    Posted by ブクログ

    梨本宮方子(なしのもとのみやまさこ)は後の昭和天皇のお妃候補と言われながら、朝鮮李王朝最後の後継者、李垠(イ・ウン)のもとに政略で嫁ぐことになった。
    折しも時代は、戦前、戦中、戦後と大激動の中、日朝関係、皇室や朝鮮王朝の在り方の変化の中、自身も跡継ぎの男子を亡くしたり、時代が時代であり、日本と朝鮮と

    0
    2023年06月18日

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