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奈良の唐招提寺を訪ねた芦村節子は、芳名帳に大戦中の外交官だった亡き叔父・野上顕一郎の独特な筆跡を見た。名前は違うが、こんな変わった筆跡はほかに見たことがない。叔父は戦争末期、スイスで死亡しているはずだ。しかし、もしかしたら……と疑いが彼女の胸に湧いてくる。野上未亡人・孝子とその娘・久美子、節子の夫・亮一は、節子の話に取り合わないが、久美子の恋人である新聞記者・添田彰一は、筆跡の話を聞いて、ある予感を受ける。著者会心の国際謀略ミステリー!
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松本清張
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Posted by ブクログ 2010年12月20日
戦時中に死んだと言われていた外交官の父の筆跡を寺院の奉名帳に発見する娘。 父の影を追い求める彼女に、恋人である新聞記者はもしかしたらという疑問を抱く。 清張の推理小説としては少し毛色が変わった話かも。かなり叙情的な話だった気が・・・(笑!あんまり覚えてない) でも最後に父と対面を果たす場面とか、と...続きを読むにかく感動的で当時は一番好きだと思ってた。
Posted by ブクログ 2021年05月23日
久しぶりの松本清張。 奈良や京都の寺の描写が美しい。 女性の話し方や所作に品がある。 こういう少し前時代の小説を読むのもいいと感じた。 第二次世界大戦中に外交官として活躍した叔父が、外国で亡くなって数年。 節子は彼が好きだった奈良の寺で、彼にそっくりな筆跡を発見する。 その話に興味を持った新聞記...続きを読む者が外交官の最期を調査するが、当時の仕事仲間はみな口を閉ざす。 そして外交官のかつての近しい仕事仲間が次々と不可解な死を遂げ始める… -------------------------------------------- 全く古さを感じさせない、骨太なミステリー。 何となく事件の輪郭が浮かび始める。 下巻へ。
Posted by ブクログ 2014年03月08日
大戦中に現地で亡くなった外交官に絡んだストーリー。設定が古いが、のめり込んでいく。デッサンのモデルを頼んだ画家が変死。突然見知らぬ女性からデッサンを返すと京都に呼び出されるが肩すかしを食う。外務省役人には不穏な動きが。14.3.8
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