小説で読みとく古代史 神武東遷、大悪の王、最後の女帝まで

小説で読みとく古代史 神武東遷、大悪の王、最後の女帝まで

1,023円 (税込)

5pt

3.5

ヒミコは二人いた? 東遷は何度もあった? 気鋭の作家が古代史の謎に切り込む!

「歴史的なあの事件」は本当に教科書どおりに起こったのか? いや、私はこう考える――。歴史を題材にした小説作品に定評のある著者・周防柳が、松本清張、井上靖、邦光史郎、黒岩重吾、永井路子ら往年の大作家から、澤田瞳子、坂東眞砂子、さらには諸星大二郎、安彦良和ら漫画家まで、彼らが自作で展開した諸説を紹介しながら、自らも事件の背景や人物像を考察していく、学校では絶対に教えてくれない、スリリングな古代史入門書。

第一章 邪馬台国は二つあったか――大和と筑紫の女王卑弥呼
第二章 神武は何度東遷したか――記紀神話と初期大和政権
第三章 応神天皇はどこから来たか――河内王朝と朝鮮半島
第四章 大王アメタリシヒコとは何者か――馬子と推古と厩戸皇子
第五章 天智と天武は兄弟か――対立から見た白村江、壬申の乱
第六章 カリスマ持統の狙いは何か――不比等と女帝たちの世紀
古代史小説ライブラリー(神話世界~八世紀奈良時代)

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小説で読みとく古代史 神武東遷、大悪の王、最後の女帝まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本で言う「古代史」の範囲は、何らかの文書に記録が残っているところから始まり、奈良時代の終わりまで。
    年代順にテーマを決めた章ごとに、時代のあらましと、どんな記録があって(簡単に)、どういった見方がされているか、または論争があるかの説明。
    具体的に作品を取り上げ、歴史的事件や人物をどう見て、どの学

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    書店でふと見かけて、ブックガイドとしての側面を期待してゲットしたもの。なんせ著者のことも未知だったし。不明な部分の多い神話の時代から奈良時代あたりまでを、小説の読解を通じて想像してみよう、っていう内容。読みたくなった小説はあまり見つからなかったけど、この時代に対する興味は沸きました。

    0
    2023年03月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全般的に、ちょっとオーソドックスな作品で構成されている。
     それゆえ、高田崇史氏の小説に対する言及が無い。ミステリー仕立てではあるが、古代史に対する高田史観というのは、色々な縦糸・横糸がずいぶんと張り巡らされるようになっているのだが。
     できれば、タタル氏と対談していただけると楽しいはず。
     

    0
    2023年05月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     周防柳は、2冊ほど読んでいる。『蘇我の娘の古事記』『逢坂の六人』、どちらも曖昧模糊とした古代の出来事を、限られた史料の断片から紡ぎ出し、無限の想像力で繋ぎ合わせたストーリーが見事で、ファンになった。
     その著者の近著がこれ。小説ではなく、自身や、その他の歴史小説家の作品背景となる古代史を、史料のみ

    0
    2023年08月07日

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