とまり木

とまり木

1,826円 (税込)

9pt

3.5

「生きてて、よかった」心が潤う感動の名作。

幼い頃に両親を亡くし、親戚に引き取られた青山伊津子。自分の居場所を必死で見つけて生きる伊津子だったが、行く先々で不幸な出来事に見舞われてしまう。一方、死んだ姉と常に比べられ母親に否定されつづける少女・小林美羽は、ひどいアトピー性皮膚炎のせいで学校でいじめられていた。たび重なる不幸に耐えきれなくなった二人は、それぞれの場所で自らの命を絶つことを思い立つ。交わってはいけないはずの二人の人生は、この世でもあの世でもない、〈ある場所〉で交差する。
一度は諦めた「生きる」ということ。不思議な場所との出会いを通じて、もう一度「生きる」ことにした二人の人生は……。
壮絶な人生を生きる人が、自らの人生を終えようとするとき、彼らに聞こえた天からのメッセージとは。心が潤う感動の長編小説。

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とまり木 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年02月25日

    IやMたちは天国でも地獄でもない「ある場所」で過ごしていた。
    辛い経験、体験からこの場所で生活してる人々。
    この場所の実態を知った者は「生きるか」「残るか」の選択をせまられる…。

    とまり木の意味を知ったら話の内容がしっくりきた。

    正直苦手な内容だと思ったけど読まず嫌いでした。

    もし自分が「あ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年03月05日

    若くして成功した女流画家・青山伊津子と病弱な少女・小林美羽の不思議な話。
    幼い頃に両親を亡くし、辛い幼少期を過ごした伊津子。ただ、岩手の祖母と共に過ごした日々だけが心の支えだ。美大に進学し、そこで小林という美術評論家に認められ、公私ともに支えられる存在と運命的に出逢った。もう一人の主人公・美羽は小...続きを読む

    0

とまり木 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    368ページ
  • 電子版発売日
    2019年02月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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