雪の練習生

雪の練習生

作者名 :
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作品内容

極北の地に生まれ、サーカスの花形から作家に転身し、自伝を書きつづける「わたし」。その娘で、女曲芸師と歴史に残る「死の接吻」を演じた「トスカ」。そして、ベルリン動物園のスターとなった孫の「クヌート」。人と動物の境を自在に行き来しつつ語られる、美しくたくましいホッキョクグマ三代の物語。多和田葉子の最高傑作!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
ページ数
254ページ
電子版発売日
2011年07月22日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

雪の練習生 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

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    Posted by ブクログ 2016年05月29日

     人間社会で「普通にクマらしく」ホッキョクグマが生活する話(意味不明)。それも、人間社会にやってきたホッキョクグマが、色々ドタバタ冒険して人間と仲良くなりました系の話ではなく、人間社会で暮らしているクマが、日常生活の中で色々自分自身のことについて考えたり、今後のことに悩んだりするだけの話。ただそれだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月29日

    2012.03.26. おもしろいです、ホッキョクグマの3代記。変に擬人化もされていなくて、ストレートなクマ視点(というのも、おかしいけど)で語られる奇妙な社会。オットセイが編集者だったり、現実との境界は曖昧で、不思議な世界に連れて行かれるような感じです。なにやら興味深い理屈屋さんで、亡命しながら自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月18日

    ホッキョクグマの一人称で書かれた美しい小説。第三章『北極を想う日』のクヌートとMJの亡霊(?)の交流は胸に突き刺さる。

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    Posted by ブクログ 2012年02月03日

    生涯最高の一冊。

    読書が趣味と言いながら、この本で初めて多和田さんの文章を読みました。今まで体験したことの無いような日本語。どうにもならない20代後半の日常に、しなやかで楽しい光が射して、帰宅してから寝るまでの短い時間に夢中になりました。

    書く、ということそのものを書いた作品はたくさんありますが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月06日

    まさか新年早々星五つをつけることになるとは。

    サーカスと関わり合いを持ちながら生き続けるホッキョクグマの三代記。最後のクヌートだけやや例外であるものの、観客を楽しませようというこころは前の二世代とあい通じる所がある。

    現実のような描写がある一方、「祖母の退化論」ではオットセイが出版社に勤めていた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月03日

    この作品に出てくるホッキョクグマ達が言葉を持ち、人間社会の境界線上を軽々と越えていく。色々なものがホッキョクグマを通して(時にはその周辺の人間を通して)異化されていき、既存の束縛から解放され切ったような、とても思いきりの良い価値観が作られていく。三代続くホッキョクグマの系図(最終章の主役はあのクヌー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月13日

    ホッキョクグマの祖母、娘トスカ、孫クヌートのそれぞれの代を描いた3話から成る小説。
    クマ?クマなんだよね?って感じの、何とも不思議でユニークな味わい。
    人語を理解し文字を読み書きしながら、あくまでホッキョクグマであるところの彼等を主役にして、人間社会に生きるストレンジャーであることのユーモアとペーソ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月06日

    食べるというのは惨めなこと。
    シニカル。そして、真実味のある言葉遣い。
    自分について書くことの意味。
    擬人化ではない手法。
    資本主義も社会主義もヒューマニズムも皮肉る。それも淡々と。
    環境保護の象徴クヌート。サーカスのヒロイン・トスカ。現代的に会議に参加し、発言しまくる祖母。
    不思議でシュールで実験...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月03日

    難解な小説か?といえば、けっしてそうではない。寓話か?といえば、これもまた違う。では、何故ホッキョクグマが主人公の3代記なのか?といえば、この問いに答えるのはきわめて難しい。熊が選ばれたのは、単にベルリンのシンボルだから、なのかもしれない。そして、ホッキョクグマというのは、我々の対極に位置する哺乳類...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月17日

    おもしろかった。
    いしいしんじさんにちょっと近いように感じる。

    シロクマが人間のように生活していると言うと、かなりファンタジーになってしまうはずなのに、絶妙なバランスで構成されていてファンタジー作品にしていない。ものすごく計算されて考えられて作られていると思う。
    多和田葉子さん、読んだことなかった...続きを読む

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