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竜族の末裔であるマリエルは里を出て、正体を隠しながら王立図書館で司書として働いている。ある日、開館時間前に訪れた藍色の瞳の美しい青年に声をかけると、あろうことか彼は「本が好きではない」と言い放った。彼の興味を引き出すためにあれこれ聞き出すマリエルだったが、青年にはまるでとりつく島がない。だが、その週末、マリエルの企画した朗読会には青年の姿が。会が終わると、青年は朗読会で読まれた作品を借りていったのだった。ジスランと名乗ったその青年は、以来、頻繁に図書館に通ってくるようになる。本を通じて会話が弾む二人。初めてのデート。もしかしてこれが恋だろうか? だが、マリエルは竜族。そしてジスランは……おそらく貴族だ??
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竜の血をひく娘。
竜の一族は迫害されることを回避するため、人間に変身した上で里に集まって生活している。
だんだん竜の能力も薄れて、里を去る者がいる中、狭い世界に我慢できなかった娘は、強い能力を隠して人間世界で生活している。
働いているのが図書館というのも良いですね。
おもしろいです。
最初の内は可愛い恋物語かなって思っていたんだけど、それだけじゃ無かったですね。確かに最初にフリがあったとも言えるのか。
口から火が出そうっていうのに思わず笑ってしまいました。
短い話ですが、きちんとまとまっていて気持ちよく読めました。人に紛れて暮らす竜の女の子とかつて竜をせん滅したとされる勇者の子孫が手を取り合います。図書館から始まった二人の関係は温かくて優しかったです。
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