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Posted by ブクログ 2012年09月17日
著者と同じ立場の者として、首が折れるほどうなづけるところがたくさんあった。語り口も軽妙で楽しい。前作も読んだが、今回は多少毛色が違って、「学問とはなにか?」「研究とはなにか?」ということも触れられていた。いろいろ思うところはあったけれども、著者のメアドも載っているので直接意見をぶつけてみてもいいかな...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月16日
実はこの本を書いている作者も2011年の4月以降の身分は未定なのだそうです。ここに書かれているのは『高学歴ワーキングプア』から3年後の世界です。
最初に僕が読んだのは彼の前作である『高学歴ワーキングプア』よりも先にこっちを読んでしまいました。僕は大学時代に作者と似たような経歴の持ち主にあったことが...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月15日
博士の問題について触れている希有な本。国民の多くはこの問題に関心がないから、アカデミックに関係する人が読者のほとんどだろう。実際、私も現役の大学院生(修士課程)である。研究室の先生(助教)が僕らの就職時に、君たちはいきなりパーマネントだから羨ましいよと言っていたのをこの本を読んで思い出した。博士の危...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月12日
大学の博士課程に籍を置きながら研究所で研究生として研究(理系)してますが、博士号取り立ての若い人が任期付のポスドクなのは、当たり前だと思ってました。
大学の現状を目の当たりにしてないので、何とも言えませんが。
むしろ、研究所なんかではパーマネント制度は廃止されてる所も多い気がします。
とはいえ、更...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月26日
水月氏がこれからどういうプランを描いているのか分からないが、一つのけじめの書となったのではないかと思う。
前半は、前著「高学歴ワーキングプア」の続編にあたる所で、後半は、この間にあった自らの心中の変化を赤裸々に語っている。
著者とほぼ同じ境遇で大学院時代以降を過ごしたため、共感できる所が多い。上...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月26日
博士地獄という蟻地獄から辛くも逃げ出したつもりが,司法制度改革という別の地獄に捕まっているというのは,タチの悪い冗談としか思えない。それでもこれが現実だとすれば,希望を捨て,「しぶとく」生きねばならないのだろう。くだらない枠なんかにとらわれず,少しでもましな場所を求めて。自分に何ができるのか,自分は...続きを読む
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